刈谷市身体障害者福祉協会が主催する『第40回演芸大会』に伺いました。
来賓としてご挨拶をさせて頂く中で、私自身が一昨年、この演芸大会に出演した時のことを思い出しました。その時は、息子がボーカル、私がギターを担当。出演が近づくにつれて次第に緊張感が高まり、本番では手が震えて、思うようにギターの弦を弾けなかったことを覚えています。
しかし、今振り返ってみると、そうした緊張感や本番を迎えるまでのワクワク感、そして終えた後の達成感は、普段の生活ではなかなか味わうことのできない貴重なものだったと感じます。
人前で発表すること、仲間と一緒に練習すること、そして会場の皆さんから拍手を頂くこと。こうした一つひとつの経験が、日々の暮らしに楽しみや張り合いを生み、人生をより豊かなものにしてくれるのではないでしょうか。これからもこの演芸大会をはじめとする様々な活動を通して、皆さんの人生がますます彩り豊かで、充実したものとなりますことを願い、ご挨拶を申し上げました。
出演された皆さん、そして大会の開催にご尽力された関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。写真は毎月この身体障害者福祉会館で練習を重ねている「合唱団 青い空」の皆さんです。
その後、刈谷市美術館で開催されている、2つの展示会に伺いました。
1つ目は、山口律舟先生が主宰されている「空の会」による「かな書展」です。会場には、百人一首などの作品が数多く展示されていました。百人一首は、少しでも読める文字があれば、その文字を手掛かりに歌の内容を読み取ることができますが、それ以外のかな文字となると、私にはほとんど解読することができません。
昔の人々がこのような文字を自在に読み書きしていたこと、そして現在、かな書を学んでいる皆さんが一つひとつの文字を丁寧に書き上げていることに、「すごいなぁ~」と感心しながら拝見しました。(写真:山口律舟先生と上中さん)
そして、もう1つは「はがき絵グループと青生会&楽描きサークルの合同展示会」です。こちらは、私が中学生だった頃に美術の授業で教えていただいた大澤勇勝先生と、文化協会でお世話になった近藤正治先生のお二人に教えを受けた皆さんによる合同の展覧会です。
「好きなものを、楽しんで描く」という先生方の方針を受け継ぎ、皆さんそれぞれが身近にあるものを題材に、楽しみながら、そして心を込めて作品に仕上げておられました。作品を拝見していると、絵を描くことの楽しさや、好きなことを続けることの素晴らしさが伝わってきます。(写真:青生会の渡邊二味子先生)
2つの展示会、それぞれに違った魅力があり、芸術に触れる楽しいひとときとなりました。