愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2018年4月19日(木)

[平成30年度 予算のあらまし]第2弾は、「市債の状況」についてです。

刈谷市の市債残高は平成29年度末で約350億5800万円です。そのうち、一般会計は約111億3600万円、企業会計約237億3600万円で、企業会計の中では下水道整備の進展により下水道事業会計が大きな割合を占めています。

「財政的には恵まれている、と言われている刈谷市になぜ市債(借金)があるのだ?」と疑問に思われる方がいるかもしれませんが、下水道や建物など永年に亘り利用するものについては、単年度で整備費全てを賄ってしまうのでなく、いわば「ローンを組む」ことにより世代間での負担を公平に行っているのです。

刈谷市の平成30年度の予算総額は約929億円。年収929万円(手取りと考えた方が良いのかもしれませんが)の一般家庭に例えると、ローン残高は約350万円、そのうち家のローンが約240万円、マイカーや教育ローンが110万円。そういったイメージかもしれません。

家庭のローン残高で例えるとその健全性が判り易いですよね!

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