愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年12月3日(木)

11月定例愛知県議会一般質問の2日目です。今日も7名の議員が登壇しました。

今議会ではコロナ対策のための補正予算が多く計上されています。コロナの拡大で気持ちが塞ぎがちになるところですが、大村知事の答弁の中に「明日の飛躍に向けた種まき」とも言えるスタートアップに言及した部分がありました。

新型コロナウイルス感染症拡大を契機として、対面に代わるデジタルサービスなど、いわゆる「コロナテック」と呼ばれるイノベーションが世界中で進展し、社会課題解決に生かされています。

こうしたイノベーションをいち早く本県に取り込んでいくためには、アジア大学ランキングトップ3に入るシンガポール国立大学や中国・清華大学など、海外の優れた大学・機関と密接に手を携え、優秀な人材や技術を有するスタートアップを世界から本県に呼び込み、また、本県の優秀なスタートアップが世界に羽ばたいていく環境を整えることが非常に重要であります。

愛知・名古屋及び浜松地域は、この7月に内閣府から「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」として認定されましたが、その活動の一環として、先月、グローバルに活躍するスタートアップを創出する国のプログラム「J-Startup」の地域版、「J-Startup CENTRAL」をこの地域で開始いたしました。地域に根差した有望なスタートアップ30者程度を選定し、行政や支援機関が集中的に支援していくとともに、特に海外展開を希望するスタートアップには、来年1月から3月にかけて国が行うグローバルアクセラレーションプログラムに参加していただき、世界に飛躍する機会を提供してまいります。

当地域のスタートアップが成長し、世界と連携できるような取組を次々と始動させ、愛知独自のスタートアップ・エコシステムを形成することで、切れ目なくイノベーションを創出する「スタートアップ・イノベーション」を実現し、愛知のみならず、日本経済を盛り上げていきたいと考えております。

何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く』・・・コロナで大変な時だからこそ、春に備えてしっかり根を張っておきたいと思います。

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