愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2020年12月10日(木)
刈谷市議会の建設委員会を少しだけ傍聴しました。市民の皆様から「刈谷城建設に対して中止を求める請願」が提出されており、この委員会において審査がされました。

その中で無所属議員の会の蜂須賀議員が請願に賛成(刈谷城建設に反対)の意見を述べられました。発言の要旨は次の通りです・・・

市民からも建設中止の声がにわかに広がってきております。その建設には基金も設置されております。健全な行政運営を求めるためにもここで一旦基金の廃止をして、刈谷城建設の計画は白紙に戻すというような宣言をされては如何でしょうか。その基金は更なるコロナ対策や市民の皆さんが安心して暮らせるまちへの方向付けのために投資すべきと考えます。

私が市議会議員の当時、私が所属していた会派[無所属議員の会]は刈谷城建設には賛成、推進の立場を取って来ました。

しかし・・・コロナ禍によって中小事業者や市民のくらしは大変厳しい状況にあります。また市の財政も来年度以降税収が減り厳しい状況になることが予想されています。そうした中、蜂須賀議員の周りにも刈谷城建設に疑問の声を上げる方々が増えて来たのではないかと推察します。そうした市民の皆様の声に耳を傾け、これまでの立場を覆して請願に「賛成」されたことは大英断であり、心から敬意を表します。

その後で発言した星野議員が「(蜂須賀議員の発言に)感動した」と言っておられましたが、私も星野議員同様「感動して」聞いていました。

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