愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2021年5月24日(月)

(一社)内外情勢調査会刈谷支部(支部長:稲垣武)の5月度支部懇談会に出席しました。講師は2015年4月から昨年まで、千代田区の麹町中学校で校長先生を務められ、公立校にも拘わらず「定期考査・宿題の廃止」「固定担任制の廃止」「服装・頭髪指導の廃止」「数学での一斉指導全廃」など、従来型の学校の慣例を軒並み廃止する大改革を断行された工藤勇一氏です。

教育の目的は「新しい価値を創造する力」「責任ある行動をとる力」「対立やジレンマを解決する力」を養うことであり、手を掛ければかけるほど生徒は自立出来なくなるとして、現在のサービス産業化した教育のあり方に警鐘をならした内容でした。

近隣の自治体からも大勢の市長さん・教育長さんが出席しておられ、非常に有意義な講演会でした。ただ、残念だったのは時間の制約があり質疑応答の順番が回ってこなかったことです。質問内容としては「先生が麹町中学校で実行した改革が東京都の他の中学校へ広がっているかどうか。また、広がっていないのであれば、何が障壁となっているのか?」といったことです。可能であれば、後日事務局を通して尋ねてみたいと思います。

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