2025年6月25日(水)
6月定例愛知県議会。本日も一般質問に自民党5名、あいち民主2名の計7名の議員が登壇しました。
その中で『子どもが輝く未来基金を活用した子ども食堂への支援について』の質問がありましたので、局長や知事の答弁の中から要点を紹介します・・・
■子どもが輝く未来基金を2019年3月に創設し、これまで多くの県民や企業の皆様から1億6,000万円を超えるご寄附をいただいています。
■この基金を、児童養護施設に入所している児童が大学に進学する際の入学金などへの支援や、子ども食堂の開設への支援などに活用させていただいています。
■この基金を使って子ども食堂の新規開設費用の助成を2019年度から開始し、子ども食堂の開設を積極的に支援してきました。
■その結果、本県の子ども食堂は、支援を開始する前の2018年度94箇所から2025年度には629箇所となり、特にここ3年間は毎年100箇所以上の大幅な増加となっています。
■本年3月に策定した「愛知県こども計画はぐみんプラン2029」では、子どもたちが身近な子ども食堂に気軽に通うことができるよう、設置数の目標を、県内の小学校区数に相当する950箇所とするとともに、体験活動への支援も新たに行うことにしています。
■具体的には、これまでの新規開設費用の助成に加え、5年以上活動を継続する子ども食堂を対象に、物品等の更新費に対する助成制度を今年度、新たに創設しました。
■また、これまでは子ども食堂での学習支援に必要な参考書等の購入費を助成していましたが、今年度からは新たにスポーツや文化・季節行事などの体験活動の実施に必要な経費についても助成を行うことにしました。
こうした新たな助成は、この7月から申請受付を開始することになっています。今後とも、県民の皆様からの思いがつまった子どもが輝く未来基金を活用し、未来を担う子どもたちが、夢や希望を持って健やかに成長できるようにお祈りしています。
2025年6月24日(火)
6月定例愛知県議会。本日は自民党5名、あいち民主2名の議員が一般質問に登壇しました。その内5名の議員が農業・水産業・畜産業といった一次産業をテーマにした質問をされました。
その中で、米作りに関して「不耕起V溝直播栽培」という言葉が出て来ました。そうです、先日訪問した農事組合法人よさみさんの説明の中でも出て来た言葉です。「今後も増え続ける地域からの農地委託需要に応えるために水稲では不耕起V溝乾田直播により作業分散等の工夫を凝らしながら、作業効率の改善を重視した経営に取組んでいる」と仰っていたのを思い出しました。
農業水産局長の答弁によりますと、この「不耕起V溝直播栽培」は、愛知県農業総合試験場が、1994年に開発した技術で、乾田ほ場に専用の播種機でV字型の溝を切り、種もみと肥料を同時に播くことで、育苗と田植え作業を省略でき、中干しも不要な省力稲作技術とのことです。移植栽培に比べ労働時間が30%削減できや作業期間の分散ができることから、栽培面積の規模拡大が可能であり、愛知県の全栽培面積の15%約3,800haに普及しており、愛知県以外でも23の道府県にも導入されているとのことでした。
偶然にも、議場での議論とつい先日視察した内容とがタイムリーに一致しました。やはり大切なことは「現地現物」、議論のやり取りがとても判り易く感じました。
(写真:答弁する農林水産局長です)
2025年6月23日(月)
6月定例愛知県議会、今日は自民党・あいち民主共に総務会長による代表質問が行われました。
昨日、私学助成の拡充や公私間格差の是正、高校無償化を求める父母懇に出席しましたが、そうした方々の永年の活動により公立高校の授業料は実質的に無償化され、来年4月からは私立高校でも無償化される見込みとなりました。それは素晴らしいことなのですが、そのことにより公立高校の志願者が減少するといったことになり、今春、公立高校全体で2300人を超える欠員が生じることになりました。
そこで愛知県では「県立高校の魅力化」に取組んでおり、本日の代表質問において取組内容に関する答弁がありました。教育長の答弁を紹介します・・・
■今年4月の中高一貫校やフレキシブルハイスクールに続き、来春には、探究型をはじめ、高度ものづくり型や不登校生徒がゆとりをもって学べる中高一貫校を開校します。
■足助高校には本県初の「観光科」を設置するなど、多様なニーズを踏まえた様々なタイプの学校づくりを進めております。
■こうした学校を含め、今後は、それぞれの学校の特性に合わせて、生徒の興味・関心のある分野の探究活動や、創造力・課題解決力を育むアントレプレナーシップ教育、生徒のペースに合わせた学習などの充実を図り、県立高校を生徒が学ぶことに喜びを感じ、自身の成長を実感できる「学びの場」としてまいります。
■地域や企業と連携したキャリア教育の充実を図り、生徒が早い段階から将来の職業について考える機会を増やすことで、自らの進路を主体的に選択できるよう、しっかりと支えてまいります。
■専門高校については、大学や企業との連携を一層すすめ、先端の研究や生産現場における実用的な技術などを学べる機会を充実させてまいります。
■国による専門高校を含めた公立高校への支援の拡充の動向を注視しながら、時代の変化に即した新しい施設設備の整備を進め、実践的な知識や技術を習得できる学校にしてまいりたいと考えております。
■こうした取組を通して、子供たちにとって魅力的な教育活動や学習環境を提供し、県立高校を取り巻く環境が変化する中でも選ばれる、魅力ある学校にしてまいります。
2025年6月22日(日)
ミササガパークでのラジオ体操の後は、母親を連れて泉田の八王子神社で開催されているふれあい朝市に伺いました。皆さんで体操をした後、朝市の始まりです。
この朝市は「いろんな人と話すことが出来て、本当に良い雰囲気だ」と母はいつも喜んでいます。運営して下さっている地区役員の皆様に感謝です。
夏休みに入る来月は、スイカ割りなど子ども達が喜ぶイベントも行われるようです。
午後から、高須市民館で行われた『教育を考える初夏の集い』に出席しました。公私間格差の是正や私学助成の拡充に長年取組んで来られた「私学をよくする愛知父母懇談会」の主催によるイベントです。
皆様方の永年の活動が実を結んで、今行われている6月定例愛知県議会には高校等臨時支援金に伴う補正予算約61億円が上程されています。
「恩送り」という言葉があります。
過去、この私学助成拡大の活動をして来られた方々は、自分の子供の時には拡充が叶わないことは判っていても、次に入学してくる子供達の時代には拡充されているようにとの願いを込めて活動をされていました。
そしてそうした思いを受け継ぎ恩を感じた次の世代が、更に次の世代では拡充されることを願って活動を続ける・・・正にこれが「恩送り」です。そして「恩送り」がずっと続いてきたことで、今日の高校授業料の無償化に繋がって来たのです。
そうした「恩送り」に応える唯一の方法は、今を生きる生徒が活き活きと自分らしく充実した高校生活を送ることだと思います。その姿こそが「恩送り」に対する生徒たちからの「恩返し」であると思います。生徒の皆さん、充実した高校生活で良き思い出を作って下さい!
2025年6月21日(土)
ひまわり&たんぽぽカラオケ同好会主催の『定例カラオケ発表会』に伺いました。
冒頭「元気で健康だからカラオケを楽しむことが出来るのですが、カラオケを楽しんでいるからこそいつまでも元気で健康でいられるのです」と行った主旨で挨拶をした後、ソロで「酒よ」、デュエットで「居酒屋」を歌わせて頂きました。
名誉会主の高畑さんご夫婦も元気にデュエットです。また、いとこの清水宏恵さんが会員になっておられ、久しぶりにお会いしてビックリ(@_@) 曲は「天城越え」子どもの頃から歌は上手かったですが、益々磨きが掛かっていました。
出演者はどなたも、声量満点で素晴らしい歌声です。歌が元気の秘訣ですね❗️
刈谷市レクリエーション協会主催による『市民盆おどり講習会』に2時間フルに参加しました。
今年の新曲は「かがやき音頭」と「銀座カンカン娘」の2曲。完璧に習得とまでは行きませんが、民踊愛好会の皆さんの後ろで見よう見まねで何とか踊ることができるレベルにはなったと思います。
昨年友達になった小垣江青年団のメンバーも参加していました。元気いっぱいの彼らの姿を見ていると、今年の夏が楽しみになると同時に元気を貰います。
今日の参加者がそれぞれの地区で楽しそうに踊っている姿を披露することが各地区の盆おどりを盛り上げることになるのだと思います。
2025年6月20日(金)
ミササガパークでのラジオ体操の後は、桜町交差点で街頭活動。
交差点の反対側ではある企業の皆さん10名程が「交通事故死ゼロの日」の立哨をしておられました。暑い中、本当にお疲れ様です。
一方、運転手がハンドルの手前に新聞紙を広げて目を通しながら運転している車両を目にしました。最低の運転マナー、否、それどころか他の車両にとっては動く凶器です。今日は「ゼロの日」の関係でパトカーも多く巡回していましたから、どこかでパトカーに捕まって欲しいものです。
刈谷市美術館で開催されている『刈谷文化協会美術展』に伺いました。今週は日本画・書・彫刻・手工芸・工芸の展示です。
会場で八幡町にお住まいの飛騨さんにお会いしました。書が刈谷市議会議長賞を受賞されていました。私が県政報告会をする時に掲げる看板の文字はいつも飛騨さんに書いて頂いていました。このような凄い方に書いて頂いていたとは・・・感謝です❗️
その他、刈谷市議会の城内議員の書など、知り合いの方の素晴らしい作品も多数展示されていました。
2025年6月19日(木)
本日から7月8日までの会期で6月定例愛知県議会が開会しました。
6月定例愛知県議会には一般会計予算議案1件、条例の制定議案2件、条例の一部改正議案5件、その他の議案18件の計26議案が上程されました。条例の制定としては「カスタマーハラスメント防止条例」「ソーシャルイノベーション創出基金条例」の2件です。
また一般会計補正案では、米国の関税措置の影響を受ける中小・中堅企業への支援を始め一般会計86億9,426万円の増額補正予算案が提出されました。
主な補正予算の内容は・・・
【米国の関税措置の影響を受ける中小・中堅企業への支援】
米国の関税措置の影響を受ける県内中小・中堅企業の事業継続と経営基盤・競争力強化のため、資金繰り支援の拡充や新規事業開発・販路開拓支援を実施します。
【高等学校等の授業料に係る保護者の経済的負担の軽減】
高等学校等就学支援金の支給対象外である年収約910万円以上の世帯に対し、高等学校等の授業料に係る保護者の経済的負担を軽減するため、生徒一人当たり年額11万8,800円を上限に支給します。
【高等学校等奨学給付金制度の拡充】
低所得世帯の高校生等に対する授業料以外の教育費負担を軽減する奨学給付金について、国公立の全日制等の第1子に対する給付額を13万1,500円から14万3,700円に増額し、第2子以降の給付額と同額にします。
【訪問介護事業所等が行う人材確保・経営改善に向けた取組への支援】
人材不足が喫緊の課題である訪問介護事業所等が行う、経験年数が短いホームヘルパー等への同行支援などの人材確保体制の構築や、小規模法人等の協働化・大規模化などの経営改善に向けた取組を支援します。
【医療機関が行う施設・設備整備への支援】
新興感染症発生時における医療提供体制の確保を図るため、愛知県と医療措置協定を締結した医療機関が実施する、病室の感染対策に係る整備などの施設整備への支援のほか、簡易陰圧装置や検査装置などの設備整備への支援を行います。
【医療機関が行う電子処方箋の導入への支援】
今年9月30日までに電子処方箋を導入し、国の医療情報化支援基金の交付決定を受けた医療機関に対し、電子処方箋の導入と一定期間内に反復利用できるリフィル処方箋などの新機能の導入に要する経費を支援します。
【依存症に対応できる医師養成のための寄附講座の設置】
近年のギャンブル等依存症に関する相談件数の増加や、社会問題化するオンラインカジノの影響を踏まえ、早期に診療体制の充実・強化を図るため、多様な依存症に対応できる医師を養成する寄附講座を藤田医科大学に設置します。
【第60回アジア開発銀行年次総会の愛知・名古屋開催への支援】
2027年5月2日から5日まで、名古屋国際会議場をメイン会場に開催される「第60回アジア開発銀行年次総会」の成功に向け、開催地PRや機運醸成など、地域一丸となって支援します。
【ソーシャルイノベーションの創出促進のための基金の創設】
民間からの寄附金を原資とし、社会課題の解決と地域の活性化に資するソーシャルイノベーションを創出する人材の育成や、社会実装に向けたイノベーションプロジェクトの支援などの事業に活用するための基金を創設します。
【「あいちシンクロトロン光センター」における電池開発用の設備整備】
あいち次世代バッテリー推進コンソーシアムの取組として、2027年8月の完成を目指し、トヨタ自動車と共同で電池の研究開発を目的としたビームラインを整備します。
【カスタマーハラスメントのない社会に向けた取組の推進】
カスタマーハラスメントのない社会の実現を目指し、今年10月に施行する「愛知県カスタマーハラスメント防止条例」を制定。合わせて、条例の実効性を高めるため、相談窓口の設置や普及啓発動画の制作などを実施します。
【アドバンスドエアモビリティアジアシンポジウムの開催支援】
今年9月16日から18日までの3日間、Aichi Sky Expoで開催される、次世代空モビリティに関する国際会議「アドバンスドエアモビリティアジアシンポジウム」の開催を支援します。
2025年6月18日(水)
食の安全やオーガニック給食を求める市民団体の皆様と共に、農事組合法人よさみさんを訪問して意見交換と現地視察をさせて貰いました。
農事組合法人よさみさんは平成22年にそれまでの3つの営農組合が1つになってスタートし、現在は役員3名、従業員9名、繁忙期にはパートさんの力も借りて経営面積は462haと県内でもトップクラスの大規模な経営を行っています。更に、増え続ける地元からの農地委託の希望に応えて経営面積は年々増えています。そうした地域からの農地委託需要に応えるため、水稲では不耕起V溝乾田直播により作業分散等の工夫を凝らしながら、作業効率の改善を重視した経営に取組んでおられました。
そして令和6年産より刈谷市において有機農業実証実験が実施されており、その栽培管理を委託され、水稲の無農薬・無化学肥料での栽培を行っています。今日は事務所での説明の後、実際に中川町にある現地に出かけ、抑草ロボットのアイガモロボが稼働している様子と稲の生育の状況を視察しました。今後は有機JASの認証取得に向けて取組んで行くとのことでした。
尚、昨年生産された有機米は学校給食で使うとちょうど1日分の量だったのですが、価格が高くなるため給食で利用されることはなかったとのことでした。刈谷市が価格差を補填して、折角ですから給食で使用すれば良かったのにと思います。残念です。
2025年6月17日(火)
愛知県食品衛生協会衣浦東部支部の指導員会に出席しました。
各種の連絡事項の後、保健所の食品安全課川島課長様より「食中毒の発生状況」「令和7年度の県行政の重点項目」をテーマに食品衛生講習会が行われました。
冒頭、聞き慣れない名前の「クドア・セプテンプンクタータ」による食中毒に触れられました。「クドア・セプテンプンクタータ」が多量に寄生したヒラメを生で食べると、食後数時間で一過性の下痢やおう吐などの症状が起きるとのことです。
これからの時期は食中毒警報が発令されるなど、気温上昇による食中毒の心配がありますが、それ以外のノロウイルスやアニサキスなどによる食中毒など食に携わる人にとってはより注意が必要です。
それぞれがしっかり自覚を持って、食の安全・安心に取り組んで頂きたいと思います。
2025年6月16日(月)
午前中は登庁して、経済産業局・労働局の職員と打ち合わせ。
午後からは私の事務所において来客との打ち合わせ。今日は明日以降の活動に向けた「種まき」の1日といった感じでした。
6月29日(日)D-スクエアにおいて、娘が代表を務めるFFC(Foods for Children)刈谷と刈谷未来テラスが共同開催する上映会&お話し会が開催されます。有機農業、オーガニック給食の推進を目指した取り組みです。
申し込みがまだまだ少なくて苦戦しているようです。父親としてちょっぴり娘の応援をさせて下さい。皆様のご参加をお待ちしています。
2025年6月15日(日)
小垣江町の蔡華寺で開催された『お寺deアニマルシェ 』に伺いました。
ねこの譲渡会の会場として私の事務所をお貸ししている「刈谷地域ねこの会」さんが主催して行われているマルシェで、それぞれの出展者売り上げの10%が刈谷地域ねこの会の活動費として寄付されるものです。
私が刈谷地域ねこの会のブースの前にいると「私も地域ねこ活動のボランティアとしてお手伝いがしたいのですが」という方が訪ねて来られました。
マルシェで何かを購入して下さる方、ねこの譲渡を受けて下さる方、そしてボランティアとして活動を支えて下さる方、それぞれの立場で関わって下さる大勢の善意によって動物愛護の活動が行われています。皆さんに感謝です。
午後からは、刈谷総合運動公園へ出かけ、サッカー東海リーグ1部の試合を観戦しました。
現在東海1部リーグには「FC刈谷」「wybern」「AS刈谷」の刈谷3チームが所属していますが、本日はその刈谷同士の戦い「FC刈谷対AS刈谷」の対戦でした。
会場は観客席のあるウェーブスタジアムではなく、人工芝のグリーングラウンドでの対戦ということで臨場感のある試合を楽しむことが出来ました。
2025年6月14日(土)
朝方は雨も降っておらず、いつも通りラジオ体操も行えたのですが、次第に天気予報の通り雨が降り出して来ました。屋外で予定していた行事やイベントの中には中止となるものが。
このような日は「室内で事務仕事に専念しなさい」と神様の思し召しと捉えて、6月定例会経済労働委員会での議案質疑や一般質問の原稿書きを行いました。
議案質疑では「愛知県カスタマーハラスメント防止条例について」そして一般質問では「刈谷イノベーション推進プラットフォームとSTATION Aiとの連携について」「自動運転の実証実験と定期運行について」を予定しています。
雨のおかげで、なかなか第一歩が踏み出せない原稿書きの第一歩を踏み出すことが出来ました。「雨には雨の良さがあり」です。
2025年6月13日(金)
ミササガパークでのラジオ体操の後は小垣江駅で街頭活動を行いました。
「おはようございます」「県会議員の神谷です」「お気を付けて」「行ってらっしゃい」と挨拶をすると、数名の方が微笑んだり、コックリ頷いてくれたり、「おはようございます」「行ってきます」といって挨拶を返して下さいます。
何だか今日はその割合がとても多かった気がします。立ち止まってじっくり会話をして下さった方も3名おられました。とても嬉しく気持ちの良い街頭活動でした。
先の5月臨時議会において新たに所属する委員会が決まりましたが、今日、私が所属をする経済労働委員会の初めての委員会が開催されました。
6月定例会は19日に開会しますから、今日は議会開催中ではない[閉会中審査]としての委員会です。
内容としては委員会の所管事項について経済産業局・労働局・観光コンベンション局・労働委員会事務局・企業庁それぞれの担当者よりの説明でした。難しい単語が並ぶ[事務概要]の冊子を見ながら改めて気を引き締めています。
2025年6月12日(木)
梅雨の晴れ間。久しぶりにミササガパークでのラジオ体操に参加した後、半城土町交差点へ直行。約1時間の街頭活動を行いました。こちらも久しぶりです。
その後は、終日事務所で溜まっていた事務作業を片付けました。そして夕方からはエクセルの使い方講義を受けました。講師は息子です(笑)これまで、自己流で何とかやっていたのですか、説明受けてみるとこれまでの使い方がどれほど無茶苦茶だったかが良く判りました。
2025年6月11日(水)
トヨタ自動車元副社長の栗岡完爾氏にお誘いを頂いて「高速道路の料金定額制導入に向けた勉強会」に参加しました。
前回5月に続いて2回目の実施で、今回は愛知県道路公社の理事長や名古屋高速道路公社の理事も参加して、高速道路の運営者側からの意見を拝聴することが出来ました。
名古屋高速道路は2021年5月1日にそれまでの定額制から距離料金制に移行しています。令和6年度の平均利用距離は約13Km、平均利用料金は約700円/台ですから普通車(ETC利用の場合)の平均単価はそれまでの均一料金780円/台に比べて約80円値下がりしていることになります。
栗岡氏は「日本経済低迷の最大の原因は高速道路が遠距離移動にコストが掛かるという料金制度にある」「高速道路の定額制導入が、国内観光産業の活性化と地域間格差の解消に大きく貢献する」と予てより語っておられます。「遠距離移動にコストが掛かる」「地域間格差の解消」といった視点から言うと、名古屋高速道路などは定額制の議論には馴染まないかなと感じました。
目的は遠距離移動に掛かるコストを下げ、人流を活発にすること、地方創生を促すことですからあくまで定額制の対象はNEXCOの高速道路かなと思います。
この件については国民民主党政調会長の浜口誠参議院議員が国会で「1コイン500円」の定額制を提案して下さっており、今日も秘書の方がその取り組みを詳細に説明して下さいました。定額制に出来ない言い訳は色々とあるようですが、「1年間限定で、社会実験を行うべき!」とも主張されています。全く同感です!
2025年6月10日(火)
昨日と今日の2日間、県外調査に出かけました。視察先は・・・
①札幌市民防災センター
いろいろな災害の疑似体験をしながら、防火・防災に関する知識や、災害が発生した時の行動が学べる体験型学習施設です。私自身も、地震体験コーナーでは東日本大震災(震度7)の体験を、暴風体験コーナーでは秒速30mの風を体験して来ました。また、煙避難体験コーナーでは、実際に煙が出るわけではありませんが、非難の様子が映像で撮られており、「振り返りモニター」で自らの避難行動を確認することが出来ました。
②千歳市防災学習センター「そなえーる」
こちらも、災害を「学ぶ・体験する・備える」をキーワードに、いろいろな災害の疑似体験をしながら、防災に関する知識や、災害が発生した時の行動を学んでもらう施設です。また、防災講座や救急講習、自主防災組織の訓練など防災学習の拠点施設としても活用されています。
③北海道ボールパークFビレッジ(北広島市)
Fビレッジは約32ヘクタールにわたる大規模エリアで、エスコンフィールド北海道(球場)を中央核とし、周辺に商業施設、ホテル、温浴施設、住宅、飲食店、子ども用遊戯施設、農業体験エリアなどが配置されています。野球観戦だけでなく、普段の日も楽しめる“リゾートタウン”として構築。グルメやアクティビティ、農業・学びなどの複合体験を通じて、年間を通じて来訪者を呼び込む計画となっており、JR新駅の建設工事が進められており、また大学も新たに誘致されていました。
私が注目したのは(株)日本エスコンの関わりです。野球場のエスコンフィールド北海道のネーミングライツだけだと思っていたのですが、命名権取得だけに限らず、開発パートナーとして ボールパーク周辺の住宅・ホテルなど不動産開発に深く参画すると共に、新会社を通じてFSEやDeNAと協働し、エンタメ×不動産事業を推進するなど、施設開発・運営戦略、まちづくりに深く関与していました。
一方、刈谷市では・・・昨年9月、日本エスコンが刈谷市内にあるデンソー池田工場跡地約10haを購入しました。複合商業施設を中心とした街づくりを構想中とのこと。対象面積や周辺の状況は全く違いますが、「エスコンフィールド北海道への関りがネーミングライツだけではない」と知り、刈谷市での構想が楽しみになりました。
2025年6月8日(日)
亀城小学校で行われた『熊地区ふれあい運動会』に伺いました。
昨年までは『親子運動会』と言う名称だったのですが、今年からは「老いも若きも皆んな参加」という意味を込めてこの名前に変更しました。子どもの会の役員さんが企画したレース競技など、企画⇒小道具の製作⇒前日設営⇒運営と地区の皆さんの力が結集されての運動会です。
こうして常日頃から地域の皆さんが仲良く楽しみながら交流し、絆を深めることは大切ですね。
刈谷青果市場で毎月第2日曜日に開催されている『あきんどマルシェ』に伺いました。
「いつもの3倍の人出です」と主催者が言われましたが、確かに今まで経験をしたことがないほど混み合っています。レジは野菜・果物を購入した方々で長蛇の列、駐車場はどこも満車の状態です。どうやらインフルエンサーによってインスタで紹介されたようなのです。恐るべし影響力ですね。
キッチンカーも、マルシェ出店の店舗も、野菜の詰め放題も、ステージパフォーマンスも、全て魅力的で多くの人に愛されているマルシェです。
『第42回刈谷市消防操法競技会』が行われました。
写真でご一緒しているのは第16分団(築地地区)OBの袴田さん。今年の春から衣浦東部広域連合消防に就職され、現在は消防学校で研修中とのこと。想像通り後輩の激励に来ておられました。
この袴田さん、消防団に入団し消防に関心を持ったことが消防士を目指すきっかけになったとのことです。消防団との出会いにより人生の進む道を決める・・・良い話だなぁ〜と思います。
どの分団も早朝・深夜の訓練の成果を十分に発揮され素晴らしい大会となりました。
結果は・・・
優勝 第4分団(熊地区)
準優勝 第16分団(築地地区)
3位 第10分団(小垣江本郷)
第4分団は昨年の県大会で優勝されていますから、その実力をいかんなく発揮されての結果で大変素晴らしいと思います。
全ての団員の皆さん、お疲れ様でした。
2025年6月7日(土)
昨日、刈谷市駅前の『刈谷広小路A地区優良建築物等整備事業』の起工式に参列しました。
この事業は2028年3月までの工事期間で、計画敷地面積約946坪、鉄筋コンクリート造の地上17階建、114戸の住宅と6区画の店舗、駐車場は138台計画されています。
この整備により刈谷駅周辺が賑わい魅力が向上し、今後続くであろうB・C・D地区整備への起爆剤となることを期待しています。
夕方、刈谷駅周辺。3日前にカリアンナイトが行われたと思ったら再び「お酒」のイベントです。同じテーブルになった方と話をしていたら意外なご縁があることが判りました。
「お酒」を仲立ちとして、人と人との交流、人々をつなぐ素敵なイベントです。
2025年6月6日(金)
昨日、私ども無所属議員を対象とした[連絡会]が開かれました。内容は6月19日より開会する6月定例愛知県議会の議案説明などです。
6月定例愛知県議会には一般会計予算議案1件、条例の制定議案2件、条例の一部改正議案5件、その他の議案18件の計26議案が上程される予定になっています。条例の制定としては「カスタマーハラスメント防止条例」「ソーシャルイノベーション創出基金条例」の2件です。
また一般会計補正案では、米国の関税措置の影響を受ける中小・中堅企業への支援を始め一般会計86億9,426万円の増額補正予算案の提出が予定されています。
主な補正予算の内容は・・・
■米国の関税措置の影響を受ける中小・中堅企業への支援
■高等学校等の授業料に係る保護者の経済的負担の軽減
■高等学校等奨学給付金制度の拡充
■訪問介護事業所等が行う人材確保・経営改善に向けた取組への支援
■医療機関が行う施設・設備整備への支援
■医療機関が行う電子処方箋の導入への支援
■依存症に対応できる医師養成のための寄附講座の設置
■第60回アジア開発銀行年次総会の愛知・名古屋開催への支援
■ソーシャルイノベーションの創出促進のための基金の創設
■「あいちシンクロトロン光センター」における電池開発用の設備整備
■カスタマーハラスメントのない社会に向けた取組の推進
■アドバンスドエアモビリティアジアシンポジウムの開催支援
私が所属する経済労働委員会関係の予算が数多くありますので、しっかり取組んで参ります。
2025年6月5日(木)
昨日に続き今日も「AXIA EXPO 2025」に行き、その中の出店者セミナーの1つ「ペロブスカイト太陽電池の早期社会実装〜日輝のどこでも発電所〜」を受講しました。
ペロブスカイト太陽電池(Perovskite Solar Cell、略してPSC)とは、新しいタイプの太陽電池で、「ペロブスカイト構造」と呼ばれる結晶構造を持つ材料を使った発電技術です。従来のシリコン太陽電池と比べて、軽く、薄く、柔軟で、製造コストが安いという特徴があります。簡単に言うと「軽くて貼るだけの太陽電池」というイメージでしょうか。
軽量・柔軟 薄いフィルム状にできるため、ガラスや壁、窓、さらには衣類などにも貼り付けが可能ですし、ビルの外壁や車体、ドローンなどにも応用可能です。
現在、愛知県ではペロブスカイト太陽電池(PSC)の普及と社会実装を目指す「ペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクト」が進行中です。 そして、5月30日には「ペロブスカイト太陽電池推進協議会」の第1回会議が開催されました。
このように、愛知県はペロブスカイト太陽電池の普及と社会実装に向けた具体的な取り組みを進めており、今後の展開が注目される分野なのです。
2025年6月4日(水)
Aichi Sky Expoにおいて開催されている産業展示会「AXIA EXPO 2025」に出かけました。昨年から始まったこの「「AXIA EXPO」は「愛知発 カーボンニュートラル社会の実現へ」をテーマに、次世代エネルギーやスマートシティ、グリーントランスフォーメーション(GX)など、持続可能な未来社会の構築に向けた最新技術や製品が一堂に会する場となっています。
開会式の後に行われた先進自治体によるパネルディスカッションでは「水素の社会実装における課題と展望」というテーマで愛知県・福岡県・福島県・北海道の取組が紹介されました。
確かに水素は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要なエネルギーのひとつとして期待されていますが、次のような課題や問題点があります。
◎グリーン水素のコストが高い
水素は製造方法によって「グレー(化石燃料由来)」「ブルー(二酸化炭素回収付き)」「グリーン(再エネ由来)」に分類されます。最も環境負荷が少ない「グリーン水素」は、再エネでの電気分解が必要ですが、コストが高く、大量供給が難しいのが現状です。
◎現状では化石燃料由来の水素が主流
現在の水素の多くは天然ガスなどから作られる「グレー水素」であり、製造時にCO2が排出されるため、根本的な脱炭素にはつながりません。
◎水素ステーションの不足
燃料電池車(FCV)などの普及に不可欠な水素ステーションは全国的に数が少なく、地域間の格差も大きいです。
◎輸送・貯蔵の難しさ
水素は非常に軽く拡散しやすく、常温・常圧では非常に密度が低いため、圧縮・液化など特殊な方法での管理が必要です。その分、コストやエネルギーロスが生じます。
◎爆発性が高い
水素は空気中に漏れると爆発の危険性があり、取り扱いには高度な安全対策が求められます。社会的な「安心感」の醸成も必要です。
◎コスト競争力の不足
現時点では、水素エネルギーは天然ガスや石油などの既存エネルギーと比べて割高であり、産業用途や一般消費者への普及が進みにくい状況です。
◎海外依存のリスク
グリーン水素の安価な大量供給には、再エネが豊富な国(オーストラリア、中東など)からの輸入が前提になる場合もあり、エネルギー安全保障の観点で課題があります。
水素は脱炭素に向けた鍵を握る存在でありながら、技術・経済・インフラ・制度の各面で多くの課題を抱えているのが実情であると思います。そうであるからこそ、今後も国や自治体、企業が連携して着実に前進させていくことが不可欠であり、県の役割は非常に重要であると思います。
2025年6月3日(火)
昨日、「大村ひであき政経セミナー」に出席しました。経済、労働、福祉、政治など各界から多くの方々が集まり、会場は超満員、熱気に満ち溢れていました。
愛知県は昨年、ジブリパークの全面開業、STATION Aiの始動、そして先日のIGアリーナ開業に加え、来年にはアジア・アジアパラ競技大会が開催されるなど、大型プロジェクトを確実に推進し、愛知県の魅力向上と経済の活性化に着実な実績を残されています
今後も日本を力強く牽引する元気な愛知県として益々発展するよう、大村知事の一層のご活躍に期待するとともに、私自身も県政の場からしっかり取り組んでまいります。
夜は30回目となるカリアンナイトに。
飲み歩きも魅力ですが、沢山の人と交流出来ることが魅力です。
2025年6月2日(月)
朝5時半。亀城小学校で行われた「消防団第4分団激励会」に参加しました。
今日も熊地区の皆さんが大勢激励に来て下さいました。消防団が地元で愛され信頼され期待されている証だと思います。昨年第4分団は県の操法競技大会においてみごと優勝されました。今年は皆さんを目標に各分団が訓練に励んでいるはずです。
昨年の優勝者として、そして地域に愛されている分団であるという誇りを持って、競技に臨んで頂きたいと思います。
『国際芸術祭あいち2025監督との意見交換会」に出席しました。3年に一度開催されているこの国際芸術祭は今年、次のような概要で開催されます。
【開催概要】
■会期:2025年9月13日(土)~11月30日(日)の79日間
■テーマ:「灰と薔薇のあいまに(A Time Between Ashes and Roses)」
■芸術監督:フール・アル・カシミ(シャルジャ美術財団理事長)
■主な会場:愛知芸術文化センター・愛知県陶磁美術館・瀬戸市のまちなかなど
【参加アーティストとプログラム】
■参加アーティスト:世界22の国と地域から61組が参加
■現代美術:54組が新作を含む作品を展示
■パフォーミングアーツ:9組が演劇やダンスなどを上演
【注目アーティスト】
■バゼル・アッバス&ルアン・アブ=ラーメ⇒日本初発表となる作品を展示し、パレスチナのミュージシャンと共にパフォーマンスを行う予定
■佐々木類⇒瀬戸市の旧銭湯「旧日本鉱泉」にてガラスを用いた新作インスタレーションを展示
尚、芸術監督のフール・アル・カシミ氏は、アラブ首長国連邦の1つであるシャルジャ首長国のスルタン・ビン・ムハンマド・アル・カシミ首長のご息女です。
2025年6月1日(日)
刈谷市総合運動公園で行われている『KARIYA URBAN FES.2025』に伺いました。
「アーバンスポーツ」「リレーマラソン」「刈谷グルメナンバーワン決定戦」「東海社会人サッカーリーグ 刈谷トリプルマッチ」「刈谷ホームタウンパートナースポーツ無料体験教室」「物販・ワークショップマルシェ」そして「ARENA LIVE」が合体したようなイベントで、(一社)刈谷青年会議所創立65周年記念事業として行われています。
昨年の来場者は約22000人、今年は30000人を目標とのことで、その目標が現実味を帯びるかのように開会前から既に駐車場には長蛇の車列が出来ていました。
かつて刈谷青年会議所は創立30周年の時に約1年ほどの企画・準備期間を経て「わんさか祭り」を立ち上げましたが、それに匹敵するような大きなイベントを、当時より少ない在籍メンバー数で行ってしまうとは、メンバーの持つ能力の高さに驚かされます。
こうしたイベントを通じて刈谷市が更に賑わいのある元気なまちになることを確信しています!
亀城公園ドーム横に設置されたミニステージで行われた『第4回 SUNDAY PARK アコースティックライブ』に伺いました。
少しの時間だけでしたので演奏を聞くことが出来たのは「給食当番Ⅱ」と「刈谷ライオンズクラブバンド」の2組。ライオンズクラブバンドが私の好きなアンジェラ・アキの「手紙~拝啓 15の君へ~」を歌って下さいました。
その歌詞の中に「人生の全てに意味があるから・・・」という部分があります。失敗した時や苦しい時にいつもこの歌詞を思い出しながら「この経験もきっと何かの意味があって、人生の中でいつかこの経験が活きて来る時があるのだ」と前向きに捉えるようにしています。
歌は苦しい時に励ましてくれます。
総合文化センター大ホールで開催された『第20回 刈谷音楽祭』に伺いました。
テーマである「Piece of Peace 音でつなぐ平和のパズル 集まれ! 音楽のかけらたち」にピッタリの演奏会でした。
例年はゲストを呼んでの演奏会だったのですが、今年は全て協会員自身が出演。様々なジャンルから多彩な音楽が届けられ(Piece)、それらの集まりが平和(Peace)のメッセージを発信する感動的な演奏会でした。
音楽は人と人とをつなげます。そして人と人とのつながりが平和な世界を作るのです。そのような姿を想像してみましょう。