愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2016年11月30日(水)
刈谷市議会12月定例会初日。竹中市長による議案の大綱説明の後、一般質問で6名の議員が登壇しました。

議案の大綱説明の中で「刈谷城復元の実施設計の発注を延期する」との発言がありました。

正確を期すために発言内容をそのまま掲載しますと・・・

本年度予定しておりました亀城公園再整備事業の刈谷城復元に関する実施設計につきましては、甚大な被害を受けた熊本城の復旧の動向を注視し、発注時期を見計らってまいりたい旨申し上げてまいりました。

そうした中、さる十月六日に熊本市から熊本城復旧の基本的な考え方として、耐震化などの安全対策に向けて最新技術も取り入れた復旧手法の検討を行うことや、未来の復元整備へ繋がる復旧を目指すことなどが示され、今後はこの考え方に基づき復旧計画が策定されるものと思われます。


そこで、刈谷城の復元につきましては、今後、熊本城復旧の過程で整理される安全対策を参考に進めていくこととし、熊本城の復旧基本計画が示されるまでの間、実施設計の発注を見合わせていただきたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


とのことです。残念ですが、熊本城の復旧を考えると賢明な判断であると思います。
2016年11月29日(火)
今日11月29日は「いい肉の日」ということで、わが家の晩飯は焼肉かすき焼きかしゃぶしゃぶか・・・と期待したのですが、おでんでした(笑) これも好物ですからOKです。

来春の開園に向けて築地町に建設中の[空のうさぎ保育園]の建設現場を見てきました。園庭がない分、やはりほかの保育園に比べて小さく見えますが、園庭が屋上にあるというのは都会では当たり前のこと。刈谷市としては初の試みであるこの「園庭が屋上」という特色をむしろプラスにするように工夫して欲しいと思います。

私は平成27年3月議会一般質問で次のように発言しました。

先程の答弁で、保育園の新設というのは刈谷市の側から公募するわけではなくて、民間側から提案してくるとのことでありました。

ここ最近の2つの保育園を見ていると、あるとき突然市外の業者が来て、保育園を新設していってしまう。何となく寂しさというか、残念というか、何かこう刈谷の業者でもっと頑張ってほしいなと、刈谷市内で長年地道に子育て支援を頑張ってきた事業者がやって欲しいと思いますし、そういった事業者に刈谷市もぜひ応援をしてあげて欲しいなというふうに思います。

今回の[空のうさぎ保育園]はこの発言にある通り、長年刈谷市において認可外保育所として刈谷市の保育の充実に尽力してくださった業者が社会福祉法人格を取得して開園するものです。こうした道を開いて下さった刈谷市に感謝し、事業者にエールを送ると共に、他の保育園以上に厳しく見続けて行きたいと思っています。
2016年11月28日(月)
今日の中日新聞夕刊に私にとって関心の高い記事と広告が掲載されていました。

1点目は[地域ねこ活動]が中部地方各地に広がっているという記事です。名古屋市での事例を引き合いに出して、市の[なごやかキャット推進事業]により、不妊・去勢手術や餌の管理をしたことで5年で野良ねこの数が減り、「最初は野良ねこに餌をやっていると周囲から白い目で見られたが、今では地域ねこ活動が町内会でも認められている」との言葉が紹介されていました。

昨年度、ねこの不妊・去勢手術の補助事業を実施した自治体は三重県24市町、愛知県14市、岐阜県5市町で、数は年々増えているということです。

刈谷市でも先日、井ケ谷地区で[地域ねこ活動]の説明会が開催されたと聞いています。こうした地域の理解を得る活動と市からの補助制度の創設により、刈谷市でもこの[地域ねこ活動]が更に充実することを願っています。

もう1点は、[おんな城主 直虎 大河ドラマ館]の広告です。24日の日記でも書いた通り、来年の私の初詣で訪れることを計画している施設ですから、直ぐに目が行きました。我ながらタイムリーな企画だったと自画自賛しています(笑)
2016年11月27日(日)
私の後援会副会長を長年務めてくださり、10月23日にお亡くなりになった笠原輝路さんの庭には1本の柿の木が植わっており、毎年この時期になると、自ら脚立に登って収穫したものを、おすそ分けとして数個プレゼントして下さっていました。

今日、笠原さんの息子さんが「庭で出来た最後の柿だよ」と言って持ってきて下さいました。笠原さんは一人暮らしで、2人の息子さんはいずれも関東で所帯を構えておられるために、空き家となった家は今後取り壊しをして、柿の木も切ってしまうとのことでしたので「最後の柿」と言うわけです。

柿は主がいなくなっても例年と変わらず立派な実を実らせています。議員になって17年、寂しいことですが選挙などで応援してくださった方の中には高齢でお亡くなりになった方も数名おられます。

「最後」の言葉に一抹の寂しさを感じながらも、生前熱心に応援して下さったそうした方々の遺志に応えるためにも、議員として立派な実を実らせて行かねば・・・・笠原さんの柿を見て改めてそう決意しました!
2016年11月26日(土)
産業振興センターで行われた『ひかりかがやけ登山10周年記念講演会』に出席しました。

日本人で始めて8000メートル級の山を14座完全登頂したプロ登山家 竹内洋岳氏の講演です。この講演タイトルにある『ひかりかがやけ登山』と言うのは、歩ける人も歩けない人も共に山の頂を目指そうという思いから、2007年にスタートした事業です。障害を持った方をおぶっての登山するという大変な事業ですが、多くのボランティアの支えによって、駒ケ岳・北横岳・車山・乗鞍岳・金時山など毎年登り続け今年10回目の飯盛山登山を無事終えることが出来たのです。

写真は入り口で案内をして下さっていた風鈴職員さんとボランティアスタッフの方です。夏に行われるバザーを始め、ひかりの活動はこうした多くの方々の善意によって支えられています。

最後まで聞いていたかったのですが、次の予定が入っていたため、講演終了20分前に、後ろ髪を引かれる思いで退席し、桜市民館に向いました。

第2回桜地区まちプロ住民会議ワークショップへの参加です。

私たちのグレープは「高齢者・障害者 福祉充実のまち」と「人を引きつける魅力のあるまち」について議論しました。

「高齢者・障害者 福祉充実のまち」というテーマの下、ハード面の整備は行政にお任せするとして、私たち地域住民の立場で出来ることは先ず「障害者との交流・理解」だろうと考え、この桜区に重症心身障害者通所施設[ひかりワークス風鈴Ⅱ]が出来たあかつきには、地区の行事として施設との交流を行うことを提案しました。

その他、ブレインストーミングによって活発な意見交換と、的を得た意見集約が出来たと自負しています。
2016年11月25日(金)
12月定例会には次のように請願5件、陳情5件が提出されますが、その検討をしています。

請願

1.税の徴収、滞納問題への対応等についての請願(企画総務)
2.介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての請願(福祉産業)
3.子育て支援などの施策についての請願(市民文教)
4.暮らしのに役立つバス路線の拡充を求める請願(建設)
5.子どもたちが豊かに育つよう制度の拡充を求める請願(市民文教)

陳情

1.刈谷市のすべての市施設の館内禁煙に関する陳情(企画総務)
2.刈谷城一部復元30億円の延期、見直しを求める陳情(建設)
3.都市計画税の税率0.3%を0.25%に引き下げることを求める陳情(企画総務)
4.子ども食堂を開設する団体に対する支援補助制度の設置を求める陳情(市民文教)
5.国に対して「保育士等の賃金と配置基準の改善を求める意見書」提出を求める陳情(市民文教)

カッコの中はそれぞれ付託される委員会名です。これらの請願・陳情は傍聴される方の予定が入れ易いように委員会の冒頭(午前10時開会)に審査されますから、よろしければ傍聴にお越しください。

ある請願文書表を見ていて気になることがありました。請願者氏名の所に代表者の名前があり、その他にOO名といった形でその請願に賛同して署名された方々の数が書かれているのですが、その署名用紙を見ると、県外の方や明らかに代筆の方の名前が並んでいるのです。

以前、こうした署名に賛同した方から聞いた話しですが、ある時友人から電話が掛かってきて「こうした趣旨の署名活動をしているから、あなたの家族全員の名前を使っても良い? OKしてくれれば、あなたとご主人・祖父母・子ども達全部で6人分の名前を私が書いておくから・・・」と言われたとのことです。

もちろん、「市内の方でなければいけない」とか「本人が署名しなければいけない」といったルールはないのですが、こうしたやり方で集めた署名何万人といった数字には全く意味がありませんよね。

従って私は、署名数は全く考慮せずに、請願趣旨と内容で検討することにしています。


2016年11月24日(木)
新春恒例となっている『神谷まさひろ後援会主催の初詣』について、旅行社と打ち合わせをして骨格が固まりました。

開催日は平成29年1月25日(水)、行き先は・・・

来年のNHK大河ドラマの主役井伊直虎ゆかりの地である浜松の龍潭寺(りょうたんじ)井伊谷宮。浜松グランドホテルにて昼食・懇親会。そしてNHK大河ドラマ館や浜松城を見学するなど歴史に触れる旅とする一方で、これまでの初詣企画では初めて[いちご狩り]を加えたボリューム満点の企画にしました。

会費は9000円です。

募集チラシが出来次第皆様にご案内させて頂きます。
2016年11月23日(水)
今日は勤労感謝の日ということで名古屋中央卸売市場は休場です。が、今日の日記は魚の話題から・・・

今年は、秋鮭やスルメイカなど東北・北海道で漁獲される魚の不漁が続いています。一方、10月には本来は熱帯の海で見られるマンタが函館沖で目撃されました。「日本海(の水温)は100年で2.5℃くらい上がっている。(今後は)南の魚が、より北に上がってくる」との学者の言葉もあり、秋鮭やスルメイカの不漁は海水温の上昇が原因のようです。

このように、日頃の営業活動の中(魚の入荷状況)からも地球温暖化への兆候を感じることが出来ます。写真は高騰が続くスルメイカです。例年ですと1箱3000円ほどのセリ値のものが、今年は倍の6000円以上になっています。

トランプ氏が選挙戦で「時代遅れで不必要な規制」などと批判し離脱を主張してきたパリ協定について、「人類の活動が温暖化につながっていると考えるか」という問いに「ある程度はつながっていると考えている」と関係を認めた上で、離脱については「予断を持たずに考えている」と態度を軟化させたとの報道もありました。

TPPについては先日「離脱」を明言してしまいましたが、パリ協定については「離脱」の主張を撤回することを期待しています。
2016年11月22日(火)
朝6時、名古屋中央卸売市場からの帰りのトラックで「東北地方に再び大きな地震があったこと」を知りました。福島沖マグニチュード7.4、震度5弱とのことです。

今年は4月に熊本で大きな地震が発生、阿蘇山が36年ぶりに爆発的な噴火、鳥取県で震度6弱の地震、そして先週の土曜日には、和歌山南部でマグニチュード5.4、震度4の地震が発生。丁度昼飯時で、刈谷でも揺れを感じました・・・

など、日本中各地で地震の発生が増えているような気がします。

「東日本大震災の状況を思い出しながら、素早く判断し、行動できた」 東日本大震災での教訓が生きたことを語るテレビ画面を見ながら、それでこそ東日本大震災で亡くなられた方々の御霊も報われるのだと思いました。

今日は「ベトナム政府は、南部に建設することになっていた原子力発電所の計画を中止すると決定」とのニュースも伝わりました。ロシアと日本がそれぞれ受注して2028年にも稼働する予定でしたが、資金不足に加えて、福島第1原発の事故で住民の反発が強まり、計画を見直すことにしたとのことです。

一方、日本の原子力行政。東日本大震災の教訓が全く生きていません!
2016年11月21日(月)
お隣の高浜市で行われた「中央公民館取り壊し」の賛否を問う住民投票は投票率36.66%で不成立となりました。 高浜市住民投票条例では、投票率が50%を超えないと開票しないということになっているそうで、投票した方の意思はどんな結果だったのか知りたくなるところですが、吉岡高浜市長の言葉を借りれば「結果が出なかったことも結果」ということなのだろうと思います。

但し、今回の高浜市で起きたことを振り返って見ると「常設型の住民投票条例は決して良いものではない」と再認識しました。「再認識」と言ったのは、刈谷市でも自治基本条例を制定する時にこの住民投票のあり方についても議論したことがありますが、「二元代表制を否定するような住民投票は如何なものか?」といった疑問を抱いた記憶が蘇ったのです。

改めて「再認識」しました!

正午で12月定例会一般質問の通告が締め切られ、午後1時から議長室において質問順番を決める抽選が行われました。

今回の質問者は16名、11月30日(水)から12月2日(金)までの3日間行われます。今回、私は登壇しませんが・・・
2016年11月20日(日)
かりがね小学校において築地・小山・一ツ木の3地区合同防災訓練が行われました。

約700人の避難者を対象に、家具転倒防止などをテーマとした防災講演会に続き、AED体験や仮設トイレ説明、毛布による担架作り体験、家庭用消火器体験などのほか、学校内には授乳室や感染者室なども設けられ、かりがね小学校全体を実際の避難所と想定した受け入れ訓練が行われました。

また、地区によっては一旦、一次避難所に集合して全員で避難経路を確認しながらかりがね小学校に向うなど、単なる訓練参加ではなく、会場に向うまでの姿勢も訓練になっている本格的な取り組みです。

そして今回も3地区の消防団も参加していましたが、その中の一ツ木地区(13分団)には今年から女性団員が2名誕生しました。これで刈谷市内全体で3名の女性団員となり 写真はそのひとり、二十歳の加藤さんです。大学に通う途中の駅で団員募集のチラシを見て、自主的に市役所に出向き入団手続きをされました。来年の消防操法大会にも出場予定とのこと。 心強い限りです!
2016年11月19日(土)
Baby Step保育園の3園合同運動会に来賓として出席をし挨拶をさせて頂きました。

会場は亀城小学校の体育館ですから雨でも大丈夫。子供達の笑顔と父兄の声援で盛り上がっていました。

その後、刈谷市心身障害者福祉会館に向いました。こちらの会場では21日(月)まで、障害者作品展が開催されており、手工芸・書・絵画などの他、小学校の特別支援学級児童の特設コーナーもあります。

写真の作品はNPOくるくるで利用者の子どもたちが制作したものです。写真を間違えて横にUPしてしまった訳ではありません。会場にこのように展示されていたのです。タイトルは子どもたちが「さかな」と名付けたそうです。スタッフは「木」をイメージしていたのですが、横に寝かせた子どもたちの柔軟な発想に拍手です!

その後、産業振興センターへ。あいおいホールでは『第4回 全国高校生 コマ大戦刈谷場所』が開催されていました。どれだけ精巧にコマを作っても、最後は人の手。コマに命を吹き込む気概を持って出場チーム35校111チームによる対戦です。ものづくりのまち「刈谷」ならではのイベントだと思います。

そして・・・

昨日に引き続き、あおば保育園の作品展に出かけました。今日は、先程運動会を終えたばかり
のBaby Step保育園の浅井理事長と園長先生も一緒です。

来春、別法人(社会福祉法人)で築地町に「空のうさぎ保育園」を開園するお二人は、勉強のために様々な保育園の各種行事を見て回っておられるのです。

この姿勢が保育の質を高めるものと確信しています。
2016年11月18日(金)
桜区保健推進員主催による[秋のウォーキング]に参加しました。

桜市民館を出発して→高倉町→日高町→日高公園→神明社→市杵島神社→高津波→桜市民館を巡る約6Km、史跡の解説も含めて約2時間の行程です。途中、神明社・市杵島神社・刈谷東中学校(山の神遺跡)では刈谷市ふるさとガイドボランティア会長の大瀧さんにそれぞれの場所の歴史を説明して戴きました。

寒くも暑くもない絶好のウォーキング日和で、体に良い爽やかな汗をかくことが出来ました。

あおば保育園の作品展に出かけました。園の方針「自分の気持ちや考えを、いろいろな方法で表現できるような主体性を育てる」の下、運動会と生活発表会そしてこの作品展が三大行事です。

それぞれの年齢に応じた工作が遊戯室に飾られ、廊下やプレイコーナーには絵画が展示されていました。 写真を数枚撮ったのですが、どの作品も楽しそうに遊ぶ子ども達の姿が浮かんできそうな温かな作品ばかりで、このHPにどの写真をUPしようか悩むほど素晴らしい作品ばかりです。

また、これだけの物を製作する先生方のご苦労も大変なものだなと思います。先生方、本当にご苦労様です!この作品展は明日(19日)の午後4時まで行われています。
2016年11月17日(木)
刈谷市民秋季グラウンド・ゴルフ大会開会式に出席し、顧問の一人として挨拶をさせて頂きました。

 ところが・・・連盟の会長さんが私の前の挨拶で、私が言おうとしていた内容と全く同じことを挨拶されたので、急きょ内容を変更しての挨拶となりました。流石に焦りました(笑)

参加者約280名。素晴らしい青空の下、爽やかな汗をかき、しっかりと親睦を図ることが出来たのではないかと思います。

夜、神谷まさひろ後援会女性部副部長さんからのお誘いで、ボジョレー・ヌーボーの解禁を祝うパーティーに参加しました。

今年は春に産地の一部がひょうの被害を受けたが、日照時間と雨量のバランスがよかったことで「甘みと酸味のきりっとした感じがほどよい」との評価でした。参加者の9割ほどは面識のない方でしたが、新たに数人の方とは名刺交換をすることが出来ました。

また、JC時代に交流のあった懐かしい顔もあり。時間の経過を忘れて楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
2016年11月16日(水)
昨日の日記で、提出予定の議案を当局から議員に予め説明しておく[会派説明]というのは、極めて公平で親切な対応であり感謝していると書きましたが、もう一つ刈谷市議会には議員の側にプラスとなる素晴らしい制度があります。

それは、委員会における所管事務調査として、委員会の所管に拘わることであれば、時間制限・質問の回数制限なしで何項目でも質問することが出来るという制度です。いわば「時間・回数制限なしの一般質問」のようなものです。他の自治体の話を聞くとこうした制度のある議会はないらしく、議員の皆さんビックリされると共に羨ましがられます。刈谷市議会は議員にとっての発言機会がしっかり確保されている非常に恵まれた議会です。

そして同時に、この委員会における所管事務調査では、当局の側からも報告事項といった位置づけで様々な事業について議員への報告→質問がなされる場面もあるのです。12月定例会では次の3項目が報告されることになりました。


2016年11月15日(火)
当局より、12月定例会の議案を会派毎に説明する[会派説明]が行なわれました。

12月定例会初日に議案が上程されて、それを直ぐに本会議や委員会で審議となると余りに時間が少なくて、慎重に検討することが出来ません。そこでこうして事前に議案の内容を当局が議員に説明をして、調査・検討する時間を作ってくれているのです。

こうした[会派説明]というのはどの自治体でも行なわれている訳ではなく、全く行われていなかったり、各会派の代表者にだけ説明されていたり、あるいは最大会派と第2会派だけに行なわれていたり・・・と自治体によって対応は様々です。

刈谷市の場合は全ての議員に説明してくれますから、極めて公平で親切な対応であると感謝しています。

今回説明を受けた議案や予算の中には、住民票や印鑑証明書などを来年2月からコンビニで交付出来るようにするための条例改正や、JR刈谷駅のホーム拡幅設計予算、全ての中学校普通教室へ空調設備を設置する予算、歴史博物館建設工事の工事請負契約締結の議案など、とても楽しみな議案がいくつもあります。

市役所玄関の[行事・催事のご案内]ボードに「中小企業振興基本条例検討委員会]の名前を見つけました。以前から制定を要望していたこの条例、いよいよ制定に向けた最終コーナーといったところでしょうか。こちらも楽しみです。
2016年11月14日(月)
今日は特に会議や行事はなかったのですが、打ち合わせや事務作業など細々したことが沢山あり慌しい一日でした。

先日見た看板に「あれもしたい これもしたい。何もしないで、今年も終わり!」と書いてありましたが、本当にそうなってしまいそうです・・・

仕事に追われるのではなく、仕事を追いかけるようにしなければ・・・
2016年11月13日(日)
平成28年度刈谷市総合防災訓練が行われました。

以前は刈谷市総合運動公園で行われていたのですが、一昨年初めてセントラルパーク(大手公園)を使って実施をし、今年は双葉グラウンドを使っての実施ということで、これで隔年ごとに行っている現場での防災訓練は北・中・南部バランスよく実施することになります。

消防・警察・自衛隊などのほか市内の自主防災会や中部電力など関係企業、赤十字奉仕団などの各種団体が参加して、各種体験コーナーにて大規模地震が発生した場合にすべきことを実際に体験してもらいました。また、今年は初めてドローンのデモンストレーションも行われました。

第2会場となった双葉小学校では避難所の立ち上げ・運営訓練を実際に体験して、運営上の問題点や課題を発見して、今後の活動や避難所運営について考える訓練を行いました。

実際にこうした災害が発生しないことを願っていますが、万が一発生した時には今日の訓練が役立つことを期待しています。「備えあれば憂いなし」です。否、「備えていても憂いているくらいが丁度よい」とも言われました。
2016年11月12日(土)
午前中、刈谷駅前商店街スペースアクアプロジェクトに参加しました。

講師は豊田自動織機の元技術技能ラーニングセンター長兼学園長の当麻満男氏、「モノづくりの原点から」のテーマでお話し戴きました。豊田佐吉翁以来トヨタグループの中に脈々と流れる「理念や哲学」といったものに触れることができ、モノづくりの原点はひとことで言うとやはり「人づくり」であると感じました。

豊田自動織機の社員研修の中で[伊勢の修養団]の名前が出て来ました。JC時代に何度もお邪魔し、五十鈴川で禊を行う研修を受けた思いでの深い団体です。そしてその講師であった中山靖雄先生の名前も、更には中山氏が語った言葉も出てきました。

「力があるから重荷が背負えるのではなく 重荷を背負うから力が出る」・・・今でも私の会社受付に掲げてある言葉です。

午後からは総合文化センター大ホールで行われた『刈谷市小中学校音楽会』に出かけました。昭和33年に第1回が始まり今日で60回目となる歴史ある音楽会です。

児童生徒の出演は約1480名、観客として来られた方は約4300名。総合文化センターは約1500名の収容ですから僅か3時間の間に3回転した計算になるほどの盛況ぶりでした。

楽しそうにそして丁寧に歌う小中学校それぞれの合唱も素晴らしかったのですが、最後の6中学校合同合唱団による「花は咲く」「大地讃頌」は一段と素晴らしく、感動で目頭が熱くなりました。

「先生方のご指導のおかげで刈谷市の学校は、勉強もスポーツも理科も技術も、そして音楽も・・・こんなに素晴らしいぞ!」叫びたい気持ちになりました。本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
2016年11月11日(金)
私もサポーターになっているFC刈谷。今シーズン13勝1分けの素晴らしい成績で東海社会人サッカーリーグ2連覇を達成し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場権を獲得しました。

そしていよいよ今日から、その全国地域サッカーチャンピオンズリーグの1次ラウンドが始まりました。12チームが3グループに分かれて対戦し、各グループ1位とグループ2位の最上位チームが決勝ラウンドへ進み、決勝ラウンドは4チームによる総対戦を行い、上位2チームがJFLへ昇格となるのです。

試合会場は富山県、対戦相手は岡山県にある三菱水島FCで、私の友人もその会場に応援に行きました。が、結果は・・・2対3で惜しくも敗れてしまいました(涙)

明日・明後日と試合は続きます。気持ちを切り替えてぜひ戦いに挑んで下さい。今年はドラゴンズもグランパスも精彩を欠いた一年でした。しかし地元のFC刈谷は期待に応えてみごと「リーグ優勝」を果たしてくれました。そして今回のチャンピオンズリーグ、もうひと頑張りして貰いたいと願っています。
2016年11月10日(木)
今日TPP承認案が衆議院を通過しました。また先日は、遅ればせながら日本も2020年以降の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を批准しました。しかしその2つともトランプ氏は否定的です。今後どのようになって行くのか非常に注目しています。

そのアメリカ大統領選挙。クリントン氏が敗戦の弁の中で語った若者へのメッセージは素晴らしいものでした・・・

「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しいんです。私は、自分が信じるもののために、生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました」

「あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも、決して、信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです」

もう私は若者ではありませんが、私へのメッセージでもあると受け止めています!
2016年11月9日(水)
アメリカ大統領選挙開票報道をLiveで見ていて暗い気持ちになりました(T△T)

日米同盟・経済政策・TPP・パリ協定・・・・トランプ氏のこれまでの発言を聞いていると、世界は混乱するのではないかと不安になります。アメリカ国民が「変化」を求めた結果トランプ氏になったのではなく、アメリカ国民が「変化」した結果トランプ氏になったとのコメントがありましたが、そういうことなのだと思います。

杞憂に終わることを祈っています・・・
2016年11月8日(火)
アピタ刈谷店前にあるスペースアクアにおいて『刈谷市都心交流エリア活性化協議会ワークショップ』と『刈谷市中心市街地まちづくり構想2020 第2回実行委員会』の2つの会議が開催されました。

・先日行われた[カリアンナイト17]の報告

チケット使用枚数は13204枚→今から9年前の第1回が約3000枚でしたから、今ではその4倍以上の来店客がある、すっかり定着したイベントとなりました。また「仮装で飲み歩き」のテーマ通り、店員・お客様共に仮装しての参加者がかなり増えていました。

使用枚数の上位店は・・・

1位 居酒屋ひふみ
2位 べこたん
3位 カフェベリー
4位 バルベリ
5位 カフェ53ブランチ  という結果でした。

・まちづくり構想2020の実施施策

1.於大の道づくりのための施策→アクアモール+東陽町=新たな中心軸と位置づけ
2.界隈性のあるまちづくり→刈谷駅北口再開発に関係する部分があるため取り纏めを急ぐ必要あり
2016年11月7日(月)
三重県鈴鹿市が「給食中止を撤回」とのことです。鈴鹿市では野菜の高騰により12月と来年1月の2日間、市立の全小学校・幼稚園の給食を中止することにしていたのですが、やはりそれは撤回する(=給食を中止しない)ということにしたのです。

この鈴鹿市の方針について私は、11月3日のこの日記で「予算が不足しそうだから、自治体が当初予定していた市民向けサービスを年度の途中で削減するといったやり方は私としては理解が出来ません」と書いていたのですが、やはり鈴鹿市でも「中止を見直すように市教委に指示した」とのことです。

市長曰く「市教委が(私に)相談なく、独自で決めた」とのこと。政治的な判断なら絶対に「中止」にはしませんよね・・・

もう一つ気になるニュースが・・・

政務活動費の不正受給による議員辞職に伴う富山市議会の補欠選挙で、投票率が僅か26.94%だったとのことです。前回選挙の半分程度です。私は、議員の不正に怒る有権者によりむしろ高い投票率になるのではと思っていました。

議会への不信感や、諦めの気持ちの表れなのか。市民と議会との間に信頼関係がなくなったら民主主義は崩壊するという警鐘を鳴らしているのだと捉えています!
2016年11月6日(日)
午前中、第13回アイデアコンテスト『デンソー夢卵2016』に出かけました。子供達のもの作り体験ブースは「待ち時間2時間半」といったものもあり大盛況です。そのブースでは先輩議員も講師として活躍されていました。

子供時代のこうした体験が、もの作りへの好奇心を高めて行くのだと思います そして、デンソーさんや関連企業が作品を競ったアイデアコンテストのレベルの高さには驚かされました(@_@) もの作りのまち刈谷を象徴する素晴らしいイベントですね。

午後からは総合文化センター大ホールで開催された『刈谷合唱祭2016』に出かけました。高校・大学の合唱部のほか、合唱仲間で集まっているグループ12団体での合唱祭です。昨年までは妻も「かりがね小学校PTA合唱クラブ」の一員として出場していたのですが、引退したために今年は私と共に観客席での応援です。

どの団体もレベルの高い合唱でしたが特に、中部合唱コンクールに愛知県の代表として出場しみごと金賞を受賞した愛知教育大学付属高校音楽部の合唱は見事でした。「365日の紙飛行機」を歌った時には何故だか涙が零れてきました。感動的なハーモニーです。

幸せだから歌うのではなく 歌うから幸せになる」以前聞いた言葉ですが、正にその通りの活動だと思います。
2016年11月5日(土)
雲一つない秋晴れの一日。市内各地で様々なイベントが開催されていましたが、今日はその中から3つのイベントを訪問しました。

先ず始めは桜区文化展です。こちらには例年同様、桜区俳句講座『花』のメンバーとして俳句を出品しました。5月に他界した親父のことを詠んだ句です。「風薫る 亡父は浄土の 弥陀の掌に

その後、産業振興センターで行われている[産業まつり2016]に伺いました。ちょうど大村知事も来られており、それぞれのブースを丁寧に廻っておられました。

そして、すぎな作業所さんのブースに行ったら利用者の方から「神谷まさひろさんでしょ」っと言って戴きました。職員の方は私のことを知っておられると思うのですが、利用者の方が知っておられたことに嬉しくなりました。

昼食も会場で取り、花正さんのブースで行われた「葬儀の際にライブ演奏と歌で故人をお送りする」といったセレモニーのデモンストレーションを約30分間見るなど、産業まつりではかなり長い時間楽しんでいました。

そして最後に訪問したのは、熊地区の文化展です。いつも熊地区の方にメールでご案内を戴き、毎年楽しみにしている文化展の1つです。到着すると直ぐに、屋外で豚汁をご馳走になり、市民館の中ではお抹茶が振る舞われ、その後ホールでの作品を鑑賞しました。

絵画・書・写真・手芸・盆裁・郷土史・生け花・習字・工作・ポスター・・・作品点数の多さとそのレベルの高さには毎年驚かされます。ここまで極めた趣味を持ってみえるのは素晴らしいことだと思います。
2016年11月4日(金)
刈谷市都市計画審議会に委員の一人として出席しました。前回この審議会の委員を務めたのが、確か2013年でしたので、3年ぶりの出席ということになります。

議案は「西三河都市計画生産緑地地区の変更(刈谷市決定)」の1議案で、特に異論もなく全会一致で承認されました。

その後、あるお得意先の取引先を集めた勉強会に出席しました。内容としては2項目「納品先企業内で事故防止」と「ノロウィルスを中心とした食中毒防止・衛生管理」についてです。こうした勉強会は年に2回開催され、この2項目のテーマは毎回同じなのですが、判っていることでもこうして何度も繰り返して徹底していくことが大切だと思います。

物事全てに当てはまることですね・・・
2016年11月3日(木)
「三重県鈴鹿市では野菜の高騰により12月と来年1月の2日間、市立の全小学校・幼稚園の給食を中止することにした」との報道が、昨日より新聞・テレビ等でなされています。

学校給食法では「学校給食の施設、設備、運営に係る経費を自治体が負担し、それ以外の経費を児童生徒の保護者が負担する」という負担区分が定められていますので、材料費は保護者が負担をし、徴収している給食費だけでやりくり出来なくなったら、給食の回数を減らすという方法は一つの考え方ではあると思います。

しかし、[給食費特別会計]といったものがある訳ではなく、一般会計の中でのやり繰りであり、材料費の一部を市が補助してはいけないという訳でもありません。現に自治体によっては、保護者の給食費に掛ける経済的な負担を軽減するために、既に補助をしている自治体もあります。従って今回のことも12月議会で補正予算を組めば済むことですし、刈谷市ならば間違いなくそのようにしていたでしょう。

「予算が不足しそうだから、自治体が当初予定していた市民向けサービスを年度の途中で削減する」といったやり方は私としては理解が出来ません。今回の鈴鹿市の対応は、「来年度、給食費を引き上げるための布石」ではないかと邪推してしまいます。今年度は補正予算で対応して、来年度予算で堂々と引き上げの議案を提出した方がすっきりしていると思います。


今年も12月31日の大晦日、安城のデンパークにおいてカウントダウンのイベントを開催します。その関係で今日は実行委員長と共にトヨタ系企業に協賛のお願いに伺いました。

私も実行委員会の副委員長にはなっているのですが、当日も地元神社の関係などで参加することが出来ません。せめてもの罪滅ぼしに、出来ることだけでも・・・と思っています。
2016年11月2日(水)
かりやなびの村井代表にご案内を戴いて、南部生涯学習センターたんぽぽで開催されている[刈谷市議会傍聴キャンペーン ポスターコンクール展示会]に出かけました。

かりやなびさんは本年度、平成28年度かりや夢ファンド事業「選挙に行こう! 議会に行こう!」として、夏休み期間中に市内中学生を対象に「市議会傍聴啓発ポスターコンクールを実施したもので、今日から6日まではたんぽぽにおいて、11日~13日までは総合文化センターにおいて、18日~27日までは刈谷ハイウェイオアシスにおいてその作品を展示しているのです。

また、5月には「若者と選挙を考えるシンポジウム」を実施し、至学館大学学長の谷岡郁子氏による「若者にとっての選挙・政治とは」をテーマにした講演などが行われました。

若者にとって「選挙」は遠い存在かもしれません。しかし、日本もそうですが世界中を見ると、選挙権を得るために多くの人々が命がけで戦った歴史があるのです。「無駄にするな」と声を大にして言いたいと思います。そして市議会にもぜひ関心を持って頂きたいと思いますし、我々議員の側も若者に関心を持って貰うに足る議会にして行かねばと思います。
2016年11月1日(火)
早いもので今日から11月。今年もあと2ヶ月だけとなりました。

10年ほど前の体力・気力・知力に比べいずれも衰えを感じる今日この頃です。そんな内容の愚痴を零したら、ある方が「年齢と共にそういったことが衰えることは誰でもあることでそれは仕方がない。その代わり年齢と共に[経験]という若い頃には得ることが出来ないものを蓄積することが出来ているのではないか」と励まして下さいました。

自分自身にとって今年どんな[経験]をしてどんな成長があっただろうか・・・ふぅむ。「何も咲かない冬の日は下へ下へと根を張ろう」こんな心境です!
2016年10月31日(月)
午前中、会派での会議(打ち合わせ)を行いました。議題は議会運営委員会での検討項目と、議会広報委員会での検討項目についてです。

議会運営委員会では議会改革の一環として「議会の運営や制度・ルールなどをこのように変更してはどうだろう」といった項目を各会派が持ち寄って議論をして行きます。8月の臨時議会で議会の役職が新たに変更した時点から議論を始め、議論の中で決定したものについては実行をし、一年間の議論の中で決定に至らなかった項目については提案が一旦お流れといった形になってしまいます。

それでも翌年も再度同じ提案をする会派もあるのですが、この「決定」、実は原則として全会一致でないと「決定」とならないのです。従って「何かを改革したい」と言ってもハードルがとても高いのです。

「提案してもどうせ決定しない」と多くの会派が諦めてしまったのか、今回提案したのは僅か3会派のみ、私どもの会派を含めて残りの3会派は昨年提案していたことも引っ込めてしまい、今回の提案はゼロという状況でした。

前回「議運の採決方法を基本は全会一致の考え方であるが、議論を重ねた上で最終的に多数決を実施する」という提案も出され、私どもの会派も賛成をしていたのですが、この提案そのものも結局全会一致のルールにより、不採用ということになってしまいました。

悪循環ですね・・・( ̄○ ̄;)!

▲TOP