愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2024年3月31日(日)
(一社)医農WELLさんが主催した講演会に参加しました。主催団体名の通り、「医療」と「農業」に関する内容です。

講師は、元農水大臣山田正彦先生の塾でもお馴染みの、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏、大阪市立大学医学部名誉教授の井上正康氏、そして山田先生です。農薬・添加物・ゲノム編集・有機農業・オーガニック給食・給食無償化・ワクチンなど、ここ数年取り組んで来たことの再確認という意味では非常に有意義であったと思います。

あらゆる分野で、これまでの安全神話が崩壊したり、隠されていたものが明らかになったりと、社会が大きく変わろうとしています。こういう時だからこそ、あらゆる情報に対するアンテナを高く張り、「一方聞いて沙汰するな」の精神で、見極める目を持ち続けなければと思います。

ところで・・・年度末の今日を持って、鈴木先生は教授を定年退職とのことで、最後に花束が送られました。お疲れ様でした。
2024年3月30日(土)


刈谷市美術館で開催されている『第30回記念ジェイテクトOB作品展』『第36回刈谷地区トヨタグループ写真展』に伺い、素晴らしい作品を堪能しました。

この写真は、水の中から今まさに獲物を捕まえた瞬間の写真です。捕獲直後の瞬間で、獲物も自分が捕らえられたことを未だ認識していないような穏やかな表情をしています。一瞬のチャンスを逃さない神がかり的な写真と、精巧な手作業の作品の数々に驚かされました。

夜、碧南市で4月14日告示される市長選挙候補者の役員会に出席しました。私の2度目の県議選挙はちょうど1年前でした。当時を思い出しながら色々とアドバイスをしているのですが、役員の皆さんから出される発言は十人十色、180度正反対のアドバイスの時もありますので、常に言っているのは「周知独裁=多くの意見を参考にするも、最後は本人の判断ですよ」ということです。

ちょうど1年前の明日3月31日が県議選の告示でした。

2024年3月29日(金)

新年度からも刈谷東グラウンドゴルフクラブに在籍するための会費支払いと、ご挨拶に野田グランドに伺いました。会長「いやぁ~神谷さんが入っていてくれてありがたい。神谷さんがいないとクラブ男性会員の平均年齢が80歳を超えてしまうんだ。神谷さんのおかげでかろうじて70歳代になってるんだわ」とのこと(笑)

とてもそのようには見えません。皆さん、本当にお元気です。「グラウンドゴルフが元気の秘訣なんだわ」・・・全くその通りだと思います。

刈谷東グラウンドゴルフクラブの皆様には、ちょうど1年前、自発的に参加して下さった街頭活動など県議選の際には本当にお世話になりました。感謝感謝!
2024年3月28日(木)
私と同じ無所属の永田議員(安城市選出)が、子供さんを含む家族連れを対象とした県議会議事堂・県庁・県警本部見学会を企画されましたので、私も議事堂と県庁の間ずっと同行させて頂きました。

一般質問などの発言をする際、傍聴してもらうためにバスを仕立てる議員はいますが、社会見学的なこうした議事堂見学ツアーは珍しいのではないかと思います。
 
本会議場を見学したのち、大会議室で昼食を取りながら「アジア・アジアパラ競技大会の説明」を受け、その後、県庁の講堂などを見学しました。県政や県議会を身近に感じることのできる非常に良い企画だと思います。参考になりました。

刈谷に帰ってからは『刈谷商工会議所 通常議員総会』に来賓として出席しました。

スクリーンに映し出された2024年度事業計画を見ていると、先の2月定例県議会において議論された事業や予算に関するものがいくつか出て来て「あ~、あの時議論した内容がこういった形で事業化されているんだ」と改めて思いました。

各事業所様におかれましては、商工会議所と連携してそれぞれの企業で有効に活用頂ければと思います。皆様の企業のご発展をお祈り申し上げます。

2024年3月27日(水)

昼は刈谷駅周辺連絡協議会全体会議に出席、そして夜は花と蝶のパトロールに参加しました。連絡協議会の会長でパトロールの代表でもあった尾崎千恵子さんが退任されるため、この2つの活動はどちらも終了となります。

協議会の活動により、かつてアクアモールにあってまちの美観を損なっていたゴミステーションを移動することが出来たり、風俗店の看板から女性の写真をなくすることが出来たりと、まちの景観美観には貢献してきた協議会です。

また、花と蝶のパトロールは今回が197回目、2007年から始まったこの活動は、単にごみを拾うということだけでなく、地域の商店街・風俗店・自治会・防犯パトロール隊・警察・政治家など巻き込んで、まちの安全・安心への自主規制を促すといった効果もあったと思います。それもこれも、全てスナック千恵のママである尾崎千恵子さんの功績です。

若者の中には「この活動がなくなることで、まちの安全安心の確保が心配だ」として、数名の仲間に声を掛けてこの活動の精神を引き継ぐ活動を模索する動きもあります。こうした自主性が生まれる土壌になったことも喜ばしいことですし、千恵さんのおかげです。

そうした若者からの活動をこれからも応援して行きたいと思います。
2024年3月26日(火)
夕方からは晴れ間も見えましたが、日中は激しい雨降りと落雷。このような日は事務所に籠って事務仕事をするに限ります。2月定例会の内容などを掲載する『日記で綴る県政報告Vol.26』の原稿づくりを始めました。

その中で、令和6年度当初予算の主要事業については委員会ごとに項目だけでも掲載しようと考えています。と、そこで気が付いたのですが・・・

2月20日から4日間に渡って行われた議案説明会の報告をこのHP日記において行ったのですが、「県民環境委員会」と「福祉医療委員会」について紹介することを忘れていました。遅くなりましたが本日報告します・・・

【県民環境委員会】
◎SDGs達成に向けた取り組みを加速します 53,262千円
◎「カーボンニュートラルあいち」の実現に向けて、取り組みを強力に推進します 2,167,209千円
◎地球温暖化対策の取組を推進します 747,884千円
◎脱炭素プラジェクトを推進します 63,030千円
◎「あいち県民の日」「あいちウィーク」の取組を推進します 42,910千円
◎父母負担の軽減・教育条件の維持向上のため私学助成を拡大します 728億余円
◎女性の活躍推進に向けた取組を積極的に推進します 52,046千円
◎人権が尊重される社会づくりに向けた取組を推進します 19,904千円
◎多文化共生社会づくりに向けた取組を積極的に推進します 280,809千円
◎国際芸術祭「あいち2025」の開催準備を進めるとともに現代美術への関心を地域に広めます 159,998千円

【福祉医療委員会】
◎喫緊の課題である少子化対策を強力に推進します 15,421,820千円
◎子どもの貧困対策の推進に取り組みます 8,008,816千円
◎子ども・子育て支援新制度を着実に推進するとともに、保育サービスの充実を図ります 38,110,579千円
◎保育人材の確保対策を推進します 1,776,084千円
◎ヤングケアラーとその家族を社会全体で支えていくため支援の充実を図ります 38,081千円
◎児童虐待防止対策を強化します 212,419千円
◎「あいちオレンジタウン推進計画」に基づき、認知症対策を推進します 196,235千円
◎介護人材の確保対策を推進します 1,197,889千円
◎本格的な超高齢社会に向けて、地域包括ケアを推進します 22,354千円
◎福祉医療制度で医療費の助成を行います 25,814,471千円
◎地域共生社会の実現を目指して、市町村における包括的な支援体制の整備を推進します 3,071,810千円
◎困難な問題を抱える女性への支援を推進します 11,459千円
◎障害のある人が身近な地域で安心して暮らせるよう支援します 461,383千円
◎障害のある人の社会参加と障害への理解促進を図ります 50,866千円
◎MDアンダーソンがんセンターとの連携を推進します 68,610千円
◎将来のがんセンターの整備に向けた基本計画を策定します 269,090千円
◎保護した犬・猫の譲渡を推進する施設の検討・調査を行います 3,598千円
◎自殺・ひきこもり対策を推進します 242,203千円

2024年3月25日(月)

2月定例愛知県議会の最終日です。上程された議案については、起立採決・簡易採決がありましたが全て可決。下記5件の意見書案は全会一致で可決。12件の請願については起立採決の結果「不採択」となりました。

昨年の今頃は、県議会議員選挙の直前。昨年の4月に当選して、定例会という点からはちょうど1年が経過したことになります。あっという間の1年です。

◎国民皆歯科検診の実現について
◎火葬場の整備等に対する支援について
◎誰もが安心して暮らせる社会の実現について
◎ドクターヘリ・消防防災ヘリコプター操縦士等の育成支援の強化について
◎子どもの自殺対策の強化について
2024年3月24日(日)

泉田町の八王子神社で毎月開催されているふれあい朝市にお袋と共に伺いました。

その後、同じく泉田地区の老人クラブ『みのり会』の総会に出席して、来賓挨拶の機会を頂きました。「第60回」とのことですから歴史と伝統のあるクラブです。クラブの活動を通じて、益々元気で健康になられることをお祈りしています。

その後、安城学園高校の元校長先生である坂田先生が主催する「おいしいものを食べる会」に出席しました。毎年この3月は坂田先生の400坪にも及ぶ庭で、咲き誇る花々を愛でながらのパーティーです。参加者は地域でボランティアや音楽活動・芸能活動・市民活動・政治活動をしておられる方々です。

生憎の雨降りだったのですが、この会をプロディースして下さっている庭師の渡辺さんが事前にブルーシートでのテントを張って下さり、雨に打たれることもなく快適に楽しむことが出来ました。

この会の参加者は初対面でも直ぐに友達になれ、まるで外国でホームパーティに招かれたときのような不思議なフランクな雰囲気です。今日も素敵な人との出会いがあり、こんな素敵な美しい花との出会いがありました。坂田先生と出会いに感謝です!
2024年3月23日(土)

総合文化センター小ホールで開催されている『霜花流 いけばな展』に伺いました。

青色を基調とした展示ブースに飾られている色とりどりの生け花は、爽やかなイメージと春らしい賑やかで暖かな雰囲気を醸し出しています。開場と同時に伺ったのですが、数分もすると会場は直ぐに大勢のお客様でいっぱいになりました。

3月に入ってからの寒の戻り、外は生憎の雨降りで桜のお花見はまだお預けのようですが、今日は室内の「いけばな展」で一足早く花を愛でることが出来ました。明日24日(日)も午前10時から15時まで開催されています。心穏やかに癒されますよ。


杉浦真由美&香里音楽教室主催によるピアノ発表会に伺い、来賓としてご挨拶をさせて頂きました。

「音楽は辛いことや悲しみを半減させ、喜びを倍にしてくれます。また、ピアノが弾けると誕生日などのイベントの時、家族みんなで楽しむことができて、家庭が暖かくなります。ピアノ演奏を通じて皆さんの人生が彩り豊かなものになることをお祈りしています」

小学生で「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「エリーゼのために」「乙女の祈り」が弾けるって素敵ですね。


2024年3月22日(金)

『スマートシティモデル事業成果報告会』に出席しました。

愛知県ではスマートシティの取組を推進するため、県内市町村を対象に、ICT等の先進技術を持つ民間事業者等と連携することを条件にモデル事業を募集して、今年度は7市町(岡崎市・春日井市・刈谷市・蒲郡市・大府市・日進市・幸田町)を選定し、それぞれ事業を実施してきました。

本日は、それらのモデル事業について、その実証の結果や分析、考察、今後の展開などについて報告して、県内市町村への横展開につなげていくために開催されたものです。
 
刈谷市は「刈谷スマートウェルネスプロジェクト2023」を報告されました。刈谷市・(株)ジェイテクト・NTTコミュニケーションズ(株)を構成団体として、健康づくりに消極的な若い世代の意識向上を目的として、タブレット端末で撮影した歩行動画のAI解析により、骨格を可視化し、情報を数値化し、歩行姿勢の評価、アドバイスを行います。併せて、姿勢に関するアドバイスやミッションを配信する健康管理アプリを利用することで、日常における姿勢に対する意識付けを促し、健康づくりへの意識向上を図るものです。

先日、昔からよく知っているある議員仲間から「神谷さん、歩き方が年寄りになってきましたね」と言われてしまいました、確かに私の場合、鶏のように顔が前に突き出して、若干猫背で歩きますから、この取組はぜひ活用してみたい取組です。

また、その他の市の取組としては、幸田町の「高齢者移動支援施策(タクシー料金助成制度)の高度化に向けた実証」に興味を持ちました。
2024年3月21日(木)

私たち無所属議員を対象とした[連絡会]が開かれました。内容としては2月定例会に提出予定の「意見書案」「議会運営委員会の結果」などについてです。今回は「国民皆歯科検診の実現について」「火葬場の整備等に対する支援について」「誰もが安心して暮らせる社会の実現について」「ドクターヘリ・消防防災ヘリコプター操縦士等の育成支援の強化について」「子どもの自殺対策の強化について」の5件の意見書提出が予定されています。

夜、お隣の大府市で行われている市議会議員補欠選挙に立候補しておられる「たかばとくこ」さんの個人演説会に応援弁士として伺いました。政党に属さず「真の無所属」を貫いている「たかばとくこ」さんは同じ志を持つ同士です。

『「自民党でなければ仕事が出来ない」とか「与党でないと予算が付かない」と自民党の方はよく言われますが、地方議会においては決してそのようなことはありません。なぜならば、国会は議院内閣制であるのに対して地方議会は二元代表制だからです。地方議会に政党色はいりません。

「たかばとくこ」さんのキャッチフレーズに「群れない ブレない」というものがありますが、長いものには巻かれない、権力に屈しない、体制に迎合しない、そうした勇気と情熱、気骨のある政治家です。』そのような主旨の訴えをしました。

皆様のご支援を最後まで宜しくお願い致します。


2024年3月20日(水・祝)
今日は一日お休みを頂いて、息子と娘の夫(2名)そして私の4名でバスツアーに参加しました。

天気は生憎の雨降り、途中雪がちらつくこともあり、とても寒い中でしたが、観光地は外国人の姿が多く見られとても賑わっていました。また、伊勢湾岸自動車道が強風のため閉鎖となり、帰路は大渋滞の中、約2時間遅れで到着しました。プラスに考えれば、そのおかげで息子たちともバスの中でじっくり話をすることが出来たのです。

何よりこうして還暦を過ぎた父親・義父に付き合ってくれるだけでもありがたいことです。良い息子たちを持ったと感謝です!
2024年3月19日(火)

刈谷市立小高原小学校の第116回卒業証書授与式に来賓として出席しました。

25年前に市議会議員になって以来、小中学校の卒業式には必ず出席させて頂いていました。5年前に県議会議員に当選させて頂いてからは、コロナの影響や県議会との日程が重複して、卒業式に出席出来る機会が減っていたのですが、「やはり卒業式は良いなぁ~」とつくづく感じました。

校長先生や教育委員・PTA会長さんの祝辞に目頭が熱くなりました。卒業生と在校生とで交わす「門出の言葉」に感動しました。特に教育委員の祝辞は、一般的には事務局が作ってくれた原稿を読む場合が多いのですが、今年の石田さんは自ら子供たちへの思いを込めた文章をつくり、自分の言葉で語られてとても素晴らしい祝辞でした。

終了後「声が小さかったので、皆さんの耳に届いたか心配です」と仰っておられたのですが、耳どころか卒業生の心にしっかり届いたのではないかと私は思います。

創立100周年を記念して植えられた校門のところの河津桜は昨日の強風で残念ながらかなり散ってしまいしたが、体育館の中では卒業生一人ひとりの個性あふれる鮮やかな花がそれぞれの色で綺麗に咲き素晴らしい卒業式でした。

皆さんの未来が輝かしいものであることを確信しています!
2024年3月18日(月)

刈谷ロータリークラブ創立70周年記念式典・祝賀会に来賓として出席しました。

創立70周年ですから私が生まれる前の1954年、名古屋ロータリークラブさんがスポンサーとなり、24名のメンバーで、愛知県内8番目、全国では118番目のロータリークラブとして発足しました。初代の会長は豊田自動織機やトヨタ自動車の社長・会長などを務められた石田退三氏、その後、1959年には碧南・1969年には高浜・1991年には知立ロータリークラブを立ち上げるなど、「伝統」と「格式」の高いクラブです。

今日の参加者最高齢は96歳、頭も足腰もしっかりされておられ、仕事や家庭、趣味以外にこうした奉仕活動に長年取り組んで来られたからこそ元気なのだと感じました。70周年の節を契機に益々発展されることをお祈りしています。

私は出席出来なかったのですが、初孫の幼児園の卒園式でした。卒園文集(?)の「大きくなったら・・・」の所に「農業をしたい」と書かれていました。楽しみです(笑)
2024年3月17日(日)


ちょうど1年前の今日3月17日の日記です。昨日の市長選挙立候補予定者の役員会においても「卒園・卒業・入学式・入園式の校門前で街頭活動をやろう」という話になりましたが、誰からともなく「不快に思われるだけで逆効果だ」との声が出て、結局やらないことになりました。

選挙におけるこうしたことだけでなく、常に「目的は何か」「その目的のためにプラスとなる手段か」「手段が目的化していないか」・・・あらゆる事柄に対して気を付けて行かねばならないことですね。

2024年3月16日(土)

朝5時、重原市民館で行われた朝起き会に出席しました。ちょうど1週間前の3月9日に笠寺のガイシホールで行われた『エシックスファンミーティング2024春』という名称の大会ビデオに学ぶ朝起き会でした。

その名称もそうですが、ステージのセット、講演の内容まで、これまで(一社)実践倫理宏正会が唱えていた内容とは大きく違うものでした。社会のあらゆるものの価値観が大きく転換する節目にいるような気がします。

夕方、隣町で行われる市長選挙立候補予定者の役員会に出席しました。隣町に知り合いがそれほどいるわけではありませんから票を取るといった点ではお役に立てませんが、選挙を7回経験した者として、候補者のプレッシャーや選挙のルール、やり方などは本日のどの出席者よりも判っているはずです。そうした経験を生かしてアドバイス出来ればと思っています。

そして、この選挙のやり方でも従来のやり方や価値観が通用しなくなって来たことを感じます。常に「目的は何で、守らなければいけない大切なものは何か」を意識しながら、その手法については変化して行く必要があります。

2024年3月15日(金)
(一社)内外情勢調査会名古屋支部(支部長:大村秀章)の3月度懇談会に出席しました。
 
本日の講師は双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦氏。「米大統領選挙の行方を読む」という演題でお話頂きました。

「もしトラ」で世界はどうなるか・・・
内政ではトランプ減税恒久化・移民対策強化・出生市民権見直しなど
外交ではNATO脱退・米中対立・関税引き上げ・環境政策転換など
ウクライナ支援をめぐって共和党内には左右の対立
トランプ陣営の最大の武器は「予測不可能性」

大統領選挙投票日は11月5日。さてどうなるか・・・

2024年3月14日(木)
昨日に続き、私が所属します県民環境委員会が開催されました。昨日は県民文化局、今日は環境局に関する審査です。

私が新年度予算案の中で質問した事業に「先進環境対応自動車導入促進費補助金」があります。このHPではこの事業を紹介します・・・

中小企業や旅客・貨物運送事業者等に対し、EV、PHV、FCV等を導入する経費の一部を補助するもので、新年度は車両の普及状況に応じた補助単価の見直しをすると共に、燃料電池トラック(FCトラック)を新たに補助対象に追加するものです。

①乗用車の補助単価の見直し
FCV:60万円⇒100万円(増額)
PHV:20万円⇒10万円(減額)


②FCトラックの補助対象への追加
補助額:「車両本体価格と通常車両価格との差額」の6分の1


2024年3月13日(水)
私の所属する県民環境委員会が開催されました。県民環境委員会は2日間に亘り行われて、今日は県民文化局に関すること、明日は環境局に関することが話し合われます。

県立高校では2024年度から4年間で総額約180億円を掛けて全ての体育館・武道場に空調設備を整備する計画です。一方、私立高校の体育館・武道場では171施設のうち、既に92施設で設置されており設置率は53.8%となっています。

この整備に対して国は、整備に対する費用の3分の1を補助する制度を設けており、愛知県では新年度、国の補助に県独自で6分の1を補助して設置者の負担を3分の2から2分の1に軽減して整備を促進するような予算が組まれています。

この政策は熱中症対策であると共に、避難所の機能強化という側面があると思うのですが、2023年4月1日現在で私立高校55校のうち指定避難所に指定されているのは僅か19校だけでした。そこで私は、今回の空調整備の補助を受ける要件に「避難所に指定されていること」という要件を追加すべきであると要望しました。
2024年3月12日(火)

3月16日(土)にジブリパーク最大のエリアとなる「魔女の谷」が開園し、これで全5エリア全てが開園することになります。これに先立ち関係者向けの内覧会が開催されました。

生憎、かなり強い雨が降っていましたので、新たに開園する「魔女の谷」エリアの中では、ハウルの城と魔女の家を見学し、時間の多くは雨に濡れないジブリの大倉庫の中で費やしました。

どの施設も、かなり細かい部分までこだわりを持って精巧に作られているなぁ~と感じます。作られているものがまるで「本物」の様です。映画製作においてもそうですが、こうして「本物」を提供しようとする姿勢が人気の秘訣でもあるのかもしれませんね。映画のどのシーンに出てくる箇所か確認したくて、映画を観たくなりました。
2024年3月11日(月)
2月定例愛知県議会。今日は先ず初めに8つの常任委員会が同時に開催されました。早期議決を要する議案についての審査です。早期議決については「今年度の予算の中で、入札などの結果、残予算が発生したものについて減額補正を行って新年度予算に使うことが出来るようにする」といった目的もあります。

また、工事請負契約の締結議案の中には「刈谷高校付属中学校校舎建築工事」もありました。鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造4階建て延べ面積2047平方メートル。請負契約者は近藤組で請負契約は7億789万余円、工期は令和6年3月~令和7年3月です。同時に小体育館の建設もしますが、こちらは約3億5千万円ほどです。

その後、本会議場において委員長報告⇒採決が行われ可決しました。
2024年3月10日(日)


毎月第2日曜日のお楽しみカリアンアサイチです。

「これから消防団の観閲式に伺います。建物や橋梁の耐震化、河川の改修、消防装備品の充実といったハード面の整備で安全が図られ、消防団などの活躍で安心感がもたらされます。それと共に大切なのは地域の皆様方の常日頃からの絆作りです。正にカリアンアサイチは最適です。」そのような主旨の挨拶をさせて頂きました。


その消防団観閲式は風が強く吹き3月とは思えないような中、盛大に開催され挨拶の機会を頂きました。市長の挨拶から数えて7番目の挨拶です。流石にここまでくると挨拶の内容も重複して来ます。そこで当初考えていた挨拶を急きょ変更して次のような挨拶をさせて頂きました。

行政がよく使う言葉に『安全・安心なまちづくり』という言葉があります。

『安心』は『安全』に裏打ちされた人々の心のありようを言います。道路の整備や橋梁・建物の耐震化、消防機材の整備などハード面での充実により『安全』を図ることは人々の『安心感』につながります。同時に、そうしたことに関わる方々の献身的で力強い誠実な姿勢は人々に「安心感」をもたらします。

そういった意味では、本日の行進は緊張感を持った規律正しい立派な行進であり、本日会場におられる全ての人々に「安心感」をもたらしたのではないかと思います。

皆様方のご尽力によりこれからも刈谷市が災害や火災に強い、素晴らしいまちになりますことを祈念して挨拶と致します。」・・・カリアンアサイチで似たような挨拶をしていましたので、急な変更が可能となりました(笑)

2024年3月9日(土)
 
温暖化とコロナに流されない市民の会主催による講演会&パネルディスカッションに参加しました。

「混迷する世界情勢とメディアの情報操作」と言うテーマで、第1部は元外交官の孫崎享氏による基調講演、第2部は経済・文明評論家の増田悦佐氏、政治経済学者の植草一秀氏、医師でこの会の副代表でもある青柳貞一郎氏による講演、そして最後は4名にるパネルディスカッションでした。

会の名前とテーマに象徴されるように、「世界情勢」「温暖化」「グローバリズムと経済」「コロナと医療」「メディアによる情報操作」といったことについて、大手メディアの情報とは違った角度からの指摘をして頂きました。

正直、どちらが真に正しい情報なのかは判りません。しかし「一方聞いて沙汰するな」の精神で、今後も多様な情報を収集しながら、自らの政治活動の判断材料にして行きたいと思います。極端な「一方」でしたから非常に興味深く、情報に対する個人の判断能力を高めることの大切さを感じた有意義な講演会でした。
2024年3月8日(金)

議案質疑の3日目。今日は延べ19名が質問に立ち、私は最後の質問者として、教員の働き方改革・教員不足解消の観点から3項目質問しました。
 
①部活動指導員について
部活動指導員というのは教員の働き方改革の一環として2017年に出来た制度で、顧問の教員に代わり、実技指導や、休日の大会引率などができる職員です。この部活動指導員を、中学校に配置する経費の一部について、国と県が市町村に補助する事業を2018年度から県は始めました。これまでの配置状況は、この事業を開始した2018年度は7市に33人、昨年度は13市に188人、今年度は17市町に330人、そして来年度は21市町に340人程度を配置していく予定となっています。今、学校内での部活動を廃止して地域移行をするといった国の方針がありますが、部活動指導員をもっと採用することで、部活動の地域移行をしなくても学校内で部活動が継続出来るのではないかと発言しました。

②小学校高学年における教科担任制の強化について
小学校においては学級担任の教員がすべての教科を教える「学級担任制」が基本となっていますが、国は教員の働き方改革、業務負担の軽減のために、教科担任制を進めています。そこで愛知県でも教科担任制の専科指導教員の配置を拡充すべきであると発言しました。
(答弁)愛知県では国の計画に沿って、教科担任制の専科指導教員を順次増員をし、今年度までに専任教員を221人、非常勤講師を44人配置している。来年度は専任教員を118人、非常勤講師を17人増員する。

③産休・育休代替教員の前倒し任用について
今年度から、小中学校において7月までに産休や育休を取得する教員の代替教員を、産休・育休取得時からではなく、比較的教員を確保しやすい4月に前倒して任用するようになりました。しかし、その対象は一般の教員のみに限られているため、養護教諭や栄養教諭もその対象に含めるべきだと指摘しました。
(答弁)来年度から国の制度として小・中学校の養護教諭・栄養教諭も産休・育休の前倒し任用の対象となる、それに加えて国の制度の対象とならない高校・特別支援学校の養護教諭・栄養教諭も、愛知県独自で対象とする。
2024年3月7日(木)
議案質疑2日目。今日は25名の議員が質問をしました。

議案質疑は3日間に渡って行われ、延べ64名がエントリー、昨日の質問者は20名ということで、「えぇ~っ! このペースでは64番目の私の順番が回って来ないではないか(;>ω<)/」と昨日は心配していたのですが、今日の25名で挽回しました(笑)

今、議事堂の1階会議室1では、愛知県議会議員写真クラブの皆様による『議員写真クラブ写真展』が開かれています。

皆さん結構な腕前で驚いています(失礼)明日(8日)午後5時までの開催とのことです。
2024年3月6日(水)
2月定例愛知県議会は今日から議案に対する質疑が行われています。この[議案質疑]は、1回30分以内(質問20分・答弁10分)で本会議場の自席から行います。

30分以内といっても実際は1人平均十数分ほどで、今日は20名の議員が発言をしました。通告しているのは延べ64名。私の順番は最後ですから8日(金)の予定です。

令和6年度の当初予算には様々な結婚支援の取組が予算化されいています。
 
①県主催大規模婚活イベントの開催
②市町村が開催する婚活イベントへの補助(新規)
③民間が行う婚活イベントへの補助
④オンライン型結婚支援センターの開設(新規)

こうした結婚支援の必要性について、今日質問をした中村竜彦議員(豊橋選挙区)が非常に判り易く述べておられましたので、ここに要点を紹介します・・・

『1972年の時点で婚姻関係にある夫婦から平均的に生まれてくる子供の数は2.2人でした。50年たった2022年の数値は0.3ポイント下がっただけの1.9人でした。これだけ少子化だと言われているのに婚姻関係にある夫婦からは今でも2人の子供が生まれているのです。
 
一方、生涯未婚率は、1970年が2.5%だったものが2020年には23%と激増しており、およそ4人に1人が生涯未婚ということになります。結婚すれば1.9人の子供が夫婦から生まれてくるのに、結婚する人が減っているから合計特殊出生率が1.26という数字になってしまうのです。

少子化の原因は「結婚できにくい社会になった」ということ。これこそ少子化の正体です。
 
もちろん、結婚するかしないかは、当然個人の自由であることが大前提であり、特定の価値観を押し付けるものではありません。ただ、自分に合う相手がいれば結婚したいという気持ちはあっても、日常の中でなかなか出会いがない。かといって民間の結婚相談所は敷居が高い。そのような、結婚したくても出来ない皆さんを応援するために行政による結婚支援は、少子化対策の上で必須の課題だと考えるのです。』
2024年3月5日(火)


毎年、北部生涯学習センターで行われている『SUHARA MUSIC FES』の役員さんが県庁に来られて、県の担当課と打ち合わせをおこないましたので、地元議員として同席しました。

この『SUHARA MUSIC FES』は文化芸術の振興を主な目的として開催されており、コロナ禍で一時中断していましたが昨年から復活しました。第5回の開催となります今年は4月6日(土)7日(日)の2日間開催されます。

その後、役員の皆様には議場の見学をして頂きました。県議会では開会・休憩・散会などの際、議場に鐘の音が響き渡るのですが、その鐘を初めて見ました。

明治12年の最初の県会は、東本願寺名古屋別院を仮議場として行なわれており、会議の開閉を号鐘で知らせたのが現在の号鍾のはじまりといわれています。この鐘は、開会時に2回、休憩・散会時に3回鳴らされています。

夜、元安城学園校長で昨年度まで一里山地区長を務めておられた坂田先生が主催する刈谷まちづくり市民会議に出席しました。本日の講師は、愛知ネット職員、刈谷ボランティア活動センター所長の米田正寛さんです。

能登の被災地へ2回(トータルで8日間ほど)ボランティア活動に参加した体験を元にその苦労や、そこから学んだことを話され、その後、参加者からの質疑応答・参加者同士の意見交換をしました。直ぐに被災地に飛び、献身的に活動する姿勢に本当に頭が下がります。

今回の地震を、他人事ではなく自分ごととして捉え、こうした勉強会において情報を共有して、常日頃から備えておくべきことを確実に実践しておくことの必要性を改めて感じました。 

2024年3月4日(月)
 一般質問3日目。今日は8名の議員が登壇しました。

「看護師の雇用促進及び人材活用の推進」について質問された天白区選出の古林議員は、昨年4月の県議選挙で初当選するまでは名古屋市立大学医学部付属東部医療センターにおいて看護師として勤務しておられましたので、コロナ禍での看護を正に現場で経験しておられるのです。

コロナ禍で悪戦苦闘する医療現場の生の声がこうして県議会の場で紹介されることは非常に意義のあることだと感じます。

自らへの感染リスクを感じながら、細心の注意を払って、厳しい職場環境の中、患者さんのみならず全ての人々のために医療に携わって頂いた皆様に改めて感謝申し上げます。

また、今井県議の質問の中で「県立高校の体育館等への空調設備の設置について」という項目がありました。

私もこの高校体育館への空調設置について非常に注目していて後日行われる議案質疑において当局の考えを質すつもりでいたのですが、今井県議が同趣旨の質問をするということで私の質問を取り下げることにしていたのです。
 
高校体育館への空調設置には「熱中症対策」といった目的のほかに「避難所としての機能強化」といった目的もあり、避難所としての役割を果たすためには、地震等で供給がストップしても変わらずに冷暖房機能が稼働し続けられるか、つまり「その熱源を何に求めるか」といった視点がとても大切だと思うのです。
 
この点は刈谷市の事例が参考になります・・・
◎たとえば1つの体育館に空調機4台設置の場合3台は都市ガスで、1台はLPガスにより稼働
◎平時はこの状況で運転 
◎LPガスはバルクタンクが設置され、ドコモのセンサーで残量が自動的に業者に連絡⇒補充されるしくみ
◎地震で都市ガスが止まると、都市ガスに接続していた空調機も全てLPガスに切り替わる
◎LPガス空調機は電源自立型
◎都市ガス復旧までの間、LPガスにより空調はずっと稼働
 こうして、地震が発生しても空調は稼働している状態を保つことが出来るのです。

今日の答弁によりますと、「熱源については、電気、都市ガス、LPガス方式が一般的だが、初期費用や維持費用のほかにも燃料の備蓄性など、それぞれに強みがあることから、今回の要求水準書では、県からの熱源を示すことはせず、事業者による多様な提案によることにしたい」とのことでした。

2024年3月3日(日)


本来は明日届くつもりでいた県政報告Vol.25が昨日届きましたので、今朝はその折り曲げ作業⇒ポスティング・封筒詰め⇒郵便局へという一連の作業を行うことが出来ました。「ラッキーな予定外」です。

それらを済ませて午後からは北部生涯学習センターで行われた『井ヶ谷町 芸能発表会』に伺い開会式において挨拶の機会を頂きました。

子ども会太鼓衆・舞踊・NOSS・伊予漫才・コントラダンス・カラオケ・空手・居合・3B体操など、井ヶ谷の方々は芸達者の方が多いです。加えて、井ヶ谷の方々の結束は本当に強いことを感じます。

来賓として登壇した石井拓代議士が挨拶の後で、寅さんの「男はつらいよ」を熱唱されました。声量豊かに立派な歌声です。

こうした行事を通して井ヶ谷地区の絆が益々深まることをお祈りしています。

2024年3月2日(土)

一ツ木地区の『地域を考える会』に出席し県政報告をさせて頂きました。

一ツ木地区では毎年この時期に地区長さんなどの皆さんが集まって、国政・県政・市政の情報を聞くこうした行事を開催されています。今回は酒井参議院議員・蜂須賀市議会議員、そして県の報告は私と細井県議とで行いました。

私は主に将来事業について担当ということで、愛知が予定している大型事業の中から、「STATION Ai」「技能五輪全国大会・全国アビリンピック」「愛知県新体育館」「国際芸術祭」「アジア競技大会・アジアパラ競技大会」「 基幹的広域防災拠点」「中部国際空港第二滑走路」「高校の体育館への空調設置」「名古屋三河道路」などについて説明をしました。

自宅を出る直前に、3月8日に新聞折込をする予定にしている「県政報告Vol.25」がちょうど刷り上がって配達されて来ましたので、それも資料に加えながら説明をしました。

こうした機会は、皆様に情報提供することで自分自身が勉強になると共に、国政や市政のことを知るチャンスであり、皆様からの声を聞く貴重な場です。一ツ木地区の皆様、ありがとうございます。
2024年3月1日(金)
一般質問の2日目。今日も7名の議員が登壇されました。

あいち民主県議団の河合議員の質問の中で「能登半島地震を踏まえた県営水道の地震対策について」というテーマがありました。報道等によるとトイレなども含めて「水」が止まってしまっていることが不自由の大きな要因であると思います。その点を的確に突いた非常にタイムリーな質問でありました。所管します企業庁長の答弁の中から「県営水道における地震被害の軽減対策」の部分を紹介します・・・(写真:答弁する企業庁長)

■2003年から2030年を期間とする地震防災対策実施計画を策定し、浄水場構造物の補強や管路の耐震化など県営水道の地震対策を進めており、今年度末時点の進捗率は事業費ベースで約8割となっている。
■現在、11ある浄水場のコンクリート構造物の耐震化を順次進めているほか、浄水場が損傷した場合も想定し、浄水場の間で水を融通する連絡管の建設も併せて進めている。また、停電対策として、全ての浄水場において非常用電源を整備し、電源を二重化して安全性を向上させている。
■管路の耐震化としては、県営水道は耐震性の高い鋼管を多く採用してきたことから、耐震適合率は約9割に達している。特に基幹となる管路については、管路が被災した場合のバックアップとして複線化も進めている。能登半島地震においては石川県営水道の複線化区間において早期に給水を再開した事例があり、その有用性が再認識されていることから、今後この建設を加速していく。

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