愛知県議会議員 神谷まさひろ

東陽町ホンネの日記

2021年12月31日(土)
今、大晦日の23時30分。今年も残すところ30分となりました。

大掃除とは言えませんが、いつもより入念な掃除を済ませて、お鏡餅を飾り、迎春準備を整えて今年最後の日記を打っています。

今年一年、皆様には大変お世話になりました。多くの人に助けられ、励まされたからこそ、志や信念を貫き活動することができ、一年を無事に過ごすことが出来ました。皆様のご支援に改めて感謝申し上げます。

新型コロナによって人々の生活様式が大きく変わりましたが、同様に考え方や価値観も大きく変わったように感じます。そうした中、選挙の際にお約束した「社会的に弱い方々に優しい政治」が益々求められているような気がしてなりません。

来る新たな年も、多くの皆様に寄り添いお役に立てるように努めてまいります。そして、そのような姿になっていない時にはどうか厳しく叱咤頂きますようにお願いを申し上げます。

それでは、これから地元の氏神様での歳旦祭に参列いたします。皆様、良いお年をお迎え下さい。
2021年12月30日(木)

食の安全や学校給食をオーガニック給食にすることなどに取り組んでいるママさんグループとの懇談会を開催しました。偶然の出会いと様々なご縁が、こうなることが必然であったかのように繋がって行きます。

「初めまして」の挨拶から実に4時間、時間の経つのも忘れてしっかりと情報交換をすることが出来ました。現状の課題認識・進んで欲しいと願う方向は共に同じです。あとはそれをどのような方法で前に進めるかが重要です。

兎に角、動いてみること。「動けば結果は付いて来る」と信じて・・・子供たちのために。
2021年12月29日(水) その2

夜、刈谷市内の消防団年末夜警の激励に廻らせて頂きました。

今年は1日だけでしたので21分団全て廻ることが出来るか心配をしていたのですが、最後の分団に到着したのは11時5分前、何とか全ての分団を廻ることが出来ました。

「『大切なものは目に見えない』と言う言葉がありますが、皆様の活動は正にそれです。もしかしたら皆さんの活動を多くの市民は知らないかもしれません。しかし誰の目にも触れることなく陰で地道に行なっている活動こそ尊く、そのお陰で市民の安全・安心が守られているのだと思います」ゆっくりと挨拶の出来た所では、そのような主旨の挨拶で激励させて頂きました。

消防団員の皆様の活動に心から感謝と敬意を表します。
2021年12月29日(火) その1


弟の自宅で餅つきを行いました。毎年12月29日は「2(ふ)9(く)=福餅」と解釈して餅つきを行っています。

暖かな日差の下、(写真のように)庭に出て、蒔きと釜で炊いたもち米を、杵と臼で搗いていく昔ながらのスタイルです。搗き立ての餅に、大根おろしと醤油を付けて食べるのは最高ですね。大好物です!! 

そして自宅の敷地には野菜が植えられていますので、その作り方などについて弟の義父から色々と教えて頂きました。これまでは全く意識しなかった野菜作りも、農林水産委員会への配属となり、農業や食の安全といったことに興味を持った今では、庭の野菜にまでも関心が行くようになりました。

「物はあるから見えるのではなく、見る気になって見るから見えるのだ」・・・この言葉通りですね。

私の孫もこのために購入してきたおもちゃのハンマーにラップを巻いて餅つきを体験していました(笑) そして、ニンジンや大根の収穫に大喜びです。日本の伝統や風習など、大切なものをしっかり次の世代に継承して行こうと思います。


2021年12月28日(火)

草笛おじさんこと前田幸汪さんがご逝去され、昨日のお通夜への弔問に続き、今日の葬儀・告別式にも参列させて頂きました。

私の子供がかりがね小学校の5年生だった時に総合学習の時間に草笛を教えに来て下さったことが、前田さんを知るきっかけでした。最近では、市原稲荷神社でのラジオ体操や西部市民館でのそば打ち・うどん打ち、泉田八王子神社での朝市など、ご一緒する機会も増え、温厚な人柄にいつも癒されていました。

NHKテレビの他にも、ウドちゃんの「旅してゴメン」や「ゴリ夢中」に出演するなど、正に全国区での「刈谷の名物おじさん」でした。心からご冥福をお祈り致します。
2021年12月27日(月)
就労継続B型事業所の利用者さんから相談を受けました。刈谷市議さんと協力して事態が少しでも良い方向に行くように出来ればと思っています。

ところで、今回の11月定例会では最終日の追加補正により、コロナの影響で生産活動での売り上げが一定程度以上減少した就労継続A型・B型事業所が生産活動の拡大に取り組む際の補助制度が予算化されましたので紹介します・・・

◎生産活動拡大支援事業費補助金 1950万円(新規事業)

(1)補助対象 就労継続支援A型・B型事業所
(2)補助単価 1事業所当たり 上限30万円
(3)補助率 10/10(全額)
(4)対象事業 新たな生産活動への転換に要する費用
        コンサル派遣等経営改善に要する費用
        新たな販路開拓に要する費用
        生産活動を行うために必要な感染防止対策に要する費用

対象となる事業所には1月上旬にメールで案内が届くとのことですから注意をしていて下さい。
2021年12月26日(日)

泉田町の八王子神社で開催されている『ふれあい朝市』に出かけました。自宅を出る時は粉雪が舞っており、開催しているか心配だったのですが、会場に到着した頃からは次第に青空も覗き穏やかな天候となりました。

軽トラックに積まれた新鮮野菜の販売のほか、焼き芋・和菓子・ホットコーヒー販売などのコーナーもあり、大勢の人で賑わっていました。そしてこうした朝市の良さは、地域の皆様の交流の場になっている点も挙げられます。あちらこちらで会話が弾み、正に「ふれあい」の名がピッタリの朝市でした。

午後からは、刈谷市体育館で行われたユニホッケーの定期戦Uリーグを観戦しました。私も小高原ラッキーズのメンバーですから本来は「観戦」ではなく「出場」としたいのですが、次の予定の関係で残念ながら「観戦」です。

ユニホッケーの正式名称はユニバーサルホッケーで、2004年に刈谷市ユニホッケー協会が発足し、「いつでも・どこでも・だれとでも・いつまでも」手軽に楽しめるニュースポーツとして広く愛されています。


2021年12月25日(土)
今朝の中日新聞社説に『有機給食の普及「一石四鳥」の効果あり』の見出しで、有機給食を導入する自治体が増えて来ているとの内容が掲載されていました。

このHPやFbでも何度も書いていますが、私は農林水産委員会に所属以来、有機農業や食の安全といったことに関心を持って勉強し始めています。そしてただ勉強するだけでなく、議員という立場で何らかの行動が起こせないかとも考えています。

そうした中「自治体がその気になれば、有機給食を起点に、食と農と環境の好循環を生み出せるということだ」としている今日の社説には大変勇気づけられています。これからも子供たちに良い社会を残して行くために、確信を持って進んで行きます。
2021年12月24日(金)
 

愛知県議会農林水産委員会の県内調査を行いました。

調査項目は・・・
①岡崎市にある畜産総合センター「新豚舎整備について」
②西三河漁業協同組合一色支所「シングルシード方式によるマガキ養殖実証試験について」
③西尾市にあるウナギ養殖場「大型雌ウナギの生産技術について」
の3項目です。特に「大型雌ウナギの生産技術について」は元魚屋の私としては非常に興味深い取り組みですので少し詳しく紹介します・・・

◎ウナギは養殖するとほとんどが雄になり、雄は従来サイズ(体重200~250g)より大きく育てると身が硬くなることが課題であった
◎雌のウナギは雄に比べて大型に成長しやすく、また大きくても身が柔らかいことに着目し、大豆イソフラボンを使ったウナギの雌化技術を開発した
◎この技術は、性が決まっていないシラスウナギの時期に、大豆イソフラボンを混ぜた餌を与えることで90%以上を雌に出来る技術である
◎この技術は2021年11月4日に特許を取得した

実際に水槽に入っているウナギを見比べてみましたが、確かにこれまで市場では見たことのないような大きなサイズです(500g)。今後、製品として課題や流通・販売での課題を改善して商品化して行くとのことでした。

経験から言えば、魚には消費するのに適した大きさがあり、大きくなったからといって価格が大きさの割合で高くなるかどうかは疑問。むしろ大き過ぎて敬遠され単価は安くなるといったこともあり得ますので、どのような料理の仕方で提案出来るかがカギになって来るのではないかと思います。
2021年12月23日(木)

午前中は事務所において、慣行農業に携わっておられる方からお話を伺いました。そして午後からは逆に、有機JASの認定を取得して野菜作りをしている方の現場に出かけ、お話を伺って来ました。

有機農業の推進には、「生産者の協力」「消費者の理解」「推進するための行政の後押し」の3つが必要だと思っています。幸い国は「2050年までに、オーガニック市場を拡大しつつ、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%(100万ha)に拡大する」といった目標を掲げています。現在愛知県におけるその割合が僅か0.49%ですから、とてつもなく高い目標です。

国が進めようとしているベクトルと反対のことを議員として推進しようとしても実現はなかなか叶いません。しかし、今回は間違いなく国のベクトルとは同じ方向を向いています。自らの立場でやれることを着実に進めて行こうと思います。
2021年12月22日(水)

刈谷駅北口で今年最後の『花と蝶のパトロール』が行われました。毎月行われているこの活動も実に170回、地域の安全・安心やまちを綺麗にすることを目的に、スナック千恵のママをリーダーに、14年半に渡り続けられています。

地元の商店街・企業・自治会・防犯パトロール隊・警察などのほか、駅周辺のクラブやスナック・風俗店などの事業者も参加して、毎回パトロールやゴミ拾いを行なっています。

今日は節目の回ということで、パトロールの前に来賓挨拶がありましたので、私は「ごみ拾いは幸せ拾いです。今日もたっぷり幸せを拾いましょう。そして、住んでいる人が幸せになれば、まちは必ず良くなって行きます」といった内容の挨拶をさせて頂きました。

誰もが安心安全に楽しめるまちを目指して、正に継続は力なりです。これからも地道に取り組んで行きましょう!
2021年12月20日(火)


人づくり・福祉対策特別委員会の県内調査を行いました。視察先は午前中、春日井市にある児童自立支援施設の愛知学園(春日井市立尾東小学校・中学校)、午後からは日進市に来年の9月に開校予定の私立国際高等学校です。

現地に向かうバスの中で「今日は対極にある2つの視察です」と言われましたが、正にその通りでした。渋沢栄一は「対極を両立する」と言う思考があったと言われていますが、対極にある二つの価値観を混ぜ合わせて調和させてこそ、社会でより多くの人を取りこぼすことなく、多くの人を救う真の豊かな社会を実現できるのです。

そしてその対極に優劣はなく、そこに関わっている人々は皆、より良い社会に向けて一生懸命なのです。そのようなことを感じた有意義な県内調査でした。
2021年12月20日(月)


18時より刈谷駅周辺の『かりやストリートイルミネーション』の点灯式が行われました。

会場に置かれたピアノ演奏、広場の名称「きたくる広場」と道路の名称「カリマチストリート」を名付けたお二人への表彰が行われた後、会場の皆さんでのカウントダウンと共に鮮やかなイルミネーションが一斉に点灯しました。

2月28日まで、毎日17時から23時まで点灯されます。刈谷駅前が再び賑わいを取り戻してくれることを期待しています。

2021年12月19日(日)
日本における動力初飛行は、ライト兄弟の初飛行から7年後の1910年12月19日に陸軍軍人・徳川好敏により行われたことから、今日12月19日は「日本人初飛行の日」となっているそうです。そこで先日の11月定例会における大村知事の議案提案説明の中から「中部国際空港の第二滑走路整備」について説明します・・・無理やりのこじ付けですが(笑)

この整備は2段階に分けて進められます。先ずは「暫定形」。第1段階として、今後5年程度をかけて、今の誘導路を転用してもう1本の滑走路を整備します。現滑走路と2本で暫定運用することで、一時的に発着能力を1.2倍に高めます。

次に「将来形」。第2段階として、西側に造成される新たな埋立地に第2滑走路を完成させた後に、現滑走路は廃止をして東西2本で運用する。この段階で発着能力は1.5倍となります。

「第1段階を行わずに、今の滑走路の西側埋立地に第2滑走路を作れば1度で済むではないか」と思ったのですが、それですと現滑走路と第2滑走路との距離が近すぎて、国の安全基準に照らして発着可能な回数を増やすことが出来ないのです。

また、埋立工事だけで15年ほど掛かってしまう見通しのため、滑走路2本体制となるまでに長期間要してしまうのですが、誘導路を転用しての東側滑走路と現滑走路の2本で暫定運用しながら補修をするため、現滑走路の補修に早く取り掛かることが出来るのです。
2021年12月18日(土)

月に1度開催されている、元農林水産大臣の山田正彦先生主催による農政勉強会に出席しました。

今年の米60Kg当たりの価格は10000円を切ったそうです。生産原価は15000円。つまり赤字です。先生からは「採算が取れない」→「農業を止める」→「アメリカなどから輸入」→「食料自給率が益々下がる」→「食料の安全保障の視点から大きな問題」といった今の農業の抱えている問題点を指摘して頂いた後、有機農業拡大の必要性などをご教授頂きました。私からは質疑応答の際、種苗法改正の問題点やゲノム編集の問題点などについて質問をさせて頂きました。

勉強会終了後は、有機野菜で作った料理で懇親会、うどんも手打ちで作っています。

私は「農業関係に関する知識ゼロ」からのスタートですが、一歩一歩学んで、子供たちに対する食の安全のために行動を起こして行こうと決意しています!
2021年12月17日(金)

フローラルガーデンよさみにおいて活動する団体『よさみ ジャルダンクラブ』に対して愛知県都市緑化功労者表彰式が行われ、私もお祝いの思いを込めて出席させて頂きました。

本来は14日に愛知県公館において、大村知事より直接感謝状が贈呈されるのですが、当日の出席が叶わなかったため、本日、フローラルガーデンよさみの管理事務所において公園緑地課長の稲吉氏から贈呈されました。

この賞は愛知県の都市における緑を守り育てる運動を積極的に推進していくために、都市緑化活動で特に著しい功績のあった団体に対して知事感謝状が贈られるものです。本年度は愛知県内6つの団体が選ばれ、その中の一つとして『よさみ ジャルダンクラブ』も受賞されたのです。

フローラルガーデンに植物の苗を買ってきて植えるのではなく「種まき」から始め「育苗」「植え込み」「水やり」「追肥」「草取り」などの活動を行っています。作業終了後にはメンバー間で話し合う場を設けて、植物の育て方等、植栽に関しての情報交換やノウハウの伝授等を行っています。また公園内で行われる各種イベントや造園教室にも積極的に参加しています。

皆様の長年にわたる熱心な都市緑化活動に心より感謝申し上げます。
2021年12月16日(木)

11月29日(月)から行われていた11月定例愛知県議会も今日が最終日。全ての議案が可決承認されました。その中から、用地測量など準備段階の予算が計上された『愛知県基幹的広域防災拠点の整備』について紹介します・・・

マグニチュード8~9規模の地震の30年以内での発生確率は70~80%と言われており、「県土全体の災害対応力」の強化が急務となっています。そこでこの度、空港と高速道路網の2つに直結する名古屋空港北西部に、全国から人員・物資の支援を受入れ、県内全域に供給する拠点を2025年度中に整備することと致しました。

【基本方針】
◎愛知県・名古屋市の消防学校を統合。中核施設として24時間危機管理体制を確保
◎緊急支援物資の備蓄と中継・分配機能を確保
◎支援要員のベースキャンプ機能を確保
◎広域医療搬送拠点臨時医療施設(SCU)を設置
◎中部圏の基幹的な拠点としても貢献
◎平常時は「消防学校」「都市公園」として活用
2021年12月15日(水)

今朝の新聞1面に「トヨタEV30年に350万台」との記事が掲載されていました。今年5月に公表した200万台の従来目標を大幅に引き上げるものです。

そして、(偶然なのですが)この記事にタイミングを合わせたかのように愛知県議会では議長主催の講演会が開催されました。演題は『カーボンニュートラルに関する自動車業界の現状と取り組み』です。質疑応答では、議員各位から非常に鋭い切り口の質問が多岐に渡りなされ、この課題に対する関心の深さを感じました。

講演内容や資料・写真等はトヨタの情報セキュリティーの方針から、非公表とのことでお知らせできませんが、非常に興味深く聞かせて頂きました。今後も情報を積極的にさらに取り入れ、正しく理解しながら今後に活かしていきます。
2021年12月14日(火)

私たち無所属議員6名を対象とした連絡会が開催され、明後日の11月定例会最終日に追加上程予定の補正予算案などについての説明がありました。これまでは「無所属議員5名を対象にした」と書いてきたのですが、先日のみよし市選挙区補欠選挙において当選された林議員が会派に所属されないことから、「無所属6名」となったのです。

今回の補正予算は、企業会計を含め、合計で868億9,174万余円です。主な補正予算としては・・・

◎あいスタ認証店でのワクチン・検査パッケージ制度の導入
◎事業者が行うPCR検査等の無料化の支援
◎新型コロナワクチン3回目接種の大規模集団接種会場の開設
◎生活福祉資金貸付制度の特例措置について、来年3月までの延長に伴う貸付原資の増額
◎私立幼稚園が行う感染症対策やICT環境整備の支援
◎市町村が実施する、保育所等の感染症対策のための改修等の支援
◎新型コロナウイルス感染症の影響を受ける障害福祉サービス事業所等の支援
◎観光消費の喚起に向けた取組の実施期間を来年2月28日まで延長し、観光関連産業を支援
◎愛知県国際展示場における感染防止対策支援のモデル事業の実施
◎名古屋コーチンについて、新たな商品開発・販売支援の対象に飲食店やスーパーマーケットを追加
◎施設園芸における省エネルギー化施設設備整備への支援
◎感染症の影響を受けながらも運行を継続している鉄軌道事業者の支援
◎県立高校における生徒用タブレット端末等のICT環境の整備
◎県融資制度に「原油・原材料高緊急対応枠」を創設し、信用保証料を補助
◎私立学校のスクールバスの燃料費の支援
◎燃油価格高騰の影響を受ける社会福祉施設の支援
◎燃油・飼料価格の高騰の影響を受ける農業者・漁業者等の支援
◎燃油価格高騰の影響を受ける交通事業者、公衆浴場事業者の支援
◎社会福祉施設で働く職員や看護職員の処遇改善の支援
◎国の経済対策に呼応した、土地改良や道路・河川の整備などの公共事業等の実施

今回追加提出する11月補正予算の総額869億円のうち新型コロナウイルス感染症対策予算は、461億円であり、これまでの累計額は1兆154億円となります。

2021年12月13日(月)
愛知県から来年度「日本語学習支援基金」の第3次を立ち上げる旨の連絡がありました。

愛知県では、外国人の子供たちを支援するため2008年度と2016年度の2回にわたり「日本語学習支援基金」を造成し、地域の日本語教室等を支援することにより、地域社会全体で外国人の子供たちの日本語習得促進と、地域での居場所づくりを進めて来ました。

現在の基金は本来2021年度末までとなっており、本年度は残予算で執行している状況で、「来年度は補助が打ち切られてしまうのではないか」という不安の声が日本語教室の関係者から寄せられていました。そこで私は7月29日(木)に行われた『人づくり・福祉対策特別委員会』において、補助の継続・代替策の実施などを要望したのです。

担当部長からは「重要性は認識している故、何らかの対応を検討している」といった前向きな答弁を頂くことが出来ましたので、期待はしていたのですが、決定が遅かったために心配もしていました(笑)

基金(第3次)の目標額は1億円で、そのうち2分の1を県が負担、残る2分の1を企業等の皆様からの寄附を募るとのことです。前回より基金目標額は少なく、コロナ下で企業からの寄附もどの程度集まるか不安な点もありますが、制度を作って下さった県担当者には心から感謝申し上げます。
2021年12月12日(日)

堀眼科さん前で開催されているカリアンアサイチに伺いました。今日はちょうど200回目とのこと。毎月1回開催していますから実に17年近くも続いていることになります。冒頭、刈谷駅前商店街の澤田理事長さんからの挨拶もありました。

JA元刈谷の皆さんやニワ商店さんによる新鮮野菜、三国観光農園のキウイフルーツのほか、パン・干物・卵・はんぺいなどのほか、今日は五平餅の販売、そして下條村からはりんごの販売も来ていました。

沢山の買い物をして、ミニコンサートを楽しんで、商店街の振る舞いによるあったかコーヒーを飲みながら地域の皆様との情報交換・・・毎月第2日曜日の貴重な一時、関係者の皆様に感謝です!

再び、自主上映映画『食の安全を守る人々』を観ました。前回とは別の会場で別のメンバーです。

日本の食の問題点を描いたこの映画、問題意識を持ったのであれば、その問題をどうしたら改善することが出来るか。今日の参加者の誰よりも動ける立場にあると自負しています。議員として行動を起こさねば!
2021年12月11日(土)

いつものようにミササガパークでのウォーキング+ラジオ体操に参加した後、久しぶりに桜区健康ウォーキングに参加しました。メンバーの高齢化により以前に比べて参加者も少なくなり、歩くスピードも遅く、距離も短くなってしまいましたが開始から23年継続していることは立派です。ウォーキング後にメンバーで立ち寄る喫茶店での会話も楽しみの一つです。

その後、桜区年忘れふれあいフェスタに参加しました。風もなく暖かくてイベントを開催するには絶好の青空です。ボッチャ・コマ回し・風船・アキュラシー(フライングディスク)・ビンゴ大会、そして私も参加した餅つきと、子供達の笑顔が溢れていました。

企画・運営をされた地区役員の皆様、お疲れ様でした。子供達の笑顔は地域の宝です!

更にその後は、小高原小学校体育館でのユニホッケーに参加しました。いつものように私は子供チームのメンバーとして出場です。途中からの参加であったため僅かな時間でしたが、私の今の体力ではこの程度でもバテバテです(笑)
2021年12月10日(金)
家庭のお母さん達で作っている 『食の安全を考える会』に出席しました。今日のテーマは「有機農業の取組について」です。タイミング良く、先日行われた農林水産委員会において近藤議員がそのテーマでの一般質問をされましたので、私から質問概要を少しお話をしました。

◎県内において有機農業に取り組んでいる面積は369haで、耕地面積の0.49%となっており、年々、わずかながらも増加傾向となっている。
◎作目別では、野菜が最も多く全体の43%を占め、次いで水稲が30%、茶が13%となっている。地域別では、知多が全体の24%、豊田加茂が21%を占めている。
◎東郷町では学校給食への食材提供を実施している。
◎技術開発では、有機農産物栽培において欠かすことのできない堆肥や緑肥の施用方法や天敵昆虫の利用方法などに関する研究を実施している。

一方、農業経験のある議員さんからは「有機農業は30年も前から研究しているが、そんなに簡単なものではない」といった経験者ならではの厳しい意見があったこともお伝えしました。

まだまだ知識と経験不足で、情報をお伝えすることぐらいしか出来ませんが、食の安全のために少しでも協力できればと考えています。
2021年12月9日(木)
終日、事務所に籠って作業をしていました。本当は「天気の良い日は外で活動、雨の日には事務作業」と決めているのですが、県政レポートの作成が業者の年末年始休みに掛かってしまうため、早めの準備が必要なのです。

この1年ほどレポートがコロナ対策の内容で占められていたため、久しぶりにコロナの内容がない、明日の愛知に向けた前向きな内容にしたいと思っています。発行は年明け1月14日を予定しています。
2021年12月8日(水)

夕方、刈谷北高校同窓会の役員会に出席した後、刈谷商工会議所女性会・青年部合同の公開講演会に出席しました。本来は9月に開催を予定していたのですが、コロナの影響で今日に順延したものです。1席づつ間隔を空けての着席でしたが、約750席ほぼ満席であったように感じました。

講師は俳優で気象予報士の石原良純氏。「大いに語る」と言うテーマですから、講師の専門分野である気象・環境問題から家族の絆・芸能界の裏側まで話は多岐に渡っていましたが、「時間を守る」「挨拶をする」「同じやるなら楽しくやる」「青空を見る」・・・単純な言葉ですが講師の言われたこの4つはしっかり胸に刻み実践したいと思います。
2021年12月7日(火)

私が所属します農林水産委員会が開催され、愛知県農業総合試験場において行われているゲノム編集による新品種開発について一般質問を行いました。やり取りを紹介します・・・

(問)ゲノム編集については、ある会合で「抗生物質耐性遺伝子を入れ込んでいる。これが危険なのだ」との指摘を受けた。その事実はあるのか? これはどのようなもので、入れ込む目的は何か?

(答)
◎これまでの植物のゲノム編集では、抗生物質耐性遺伝子を入れ込む技術が用いられていた。

◎この技術は、通常の植物なら枯れてしまうような濃度の抗生物質が存在する環境でも、抗生物質耐性遺伝子を入れ込んだ植物であれば生き残ることができる仕組みを利用するもので、ゲノム編集を行う際に、同時に抗生物質耐性遺伝子を入れ込み、その後、抗生物質を含んだ環境におくことによって、生き残った植物をゲノム編集されたものとして選び出すことできるというものである。

◎このように、ゲノム編集できたものを効率的に選抜する目的で、抗生物質耐性遺伝子は利用されていた。

◎但し、このようにしてできた植物については、環境省及び厚生労働省が定めたルールに基づき、ゲノム編集をしていない元の植物をかけ合わせ、次世代について遺伝子検査を行うことで、抗生物質耐性遺伝子が無いことを確認したものだけが市販されるため、危険性はない。(右の図)

◎なお、現在、農業総合試験場では、農研機構等と共同で、抗生物質耐性遺伝子を使わずにゲノム編集ができる新たな技術の開発を進めており、今後、この技術を利用し、品種の育成を進める。

↑ 答弁の最後の部分に期待しています!
2021年12月6日(月)
愛知県私学協会と愛知県私立中学高等学校保護者会連合会の連名による『愛知県私学振興予算の充実についての要望書』を持って、ある高校の校長先生が説明に来られました。

私立学校は①少子化による生徒数減少への対応 ②グローバル化やICTの進展への対応 ③国が高等学校において進めている教育改革「高校の特色化・魅力化の推進」に対する対応など、課題が山積みの状況です。

それらの課題に対応するため、また、これまで以上に教育の充実をして行くためには一層の財政基盤の安定、経営の安定が不可欠です。県としてもしっかり支援をして行くように、私も県議の立場でしっかり応援をして行きたいと思っています。
2021年12月5日(日)
ラジオ体操→知多市の牟山神社参拝の後、刈谷東部公民館の文化祭に伺いました。当初「11月上旬には衆議院選挙が行われる」との見通しだったため、あらかじめ文化祭の日程を後ろにずらしていて、「文化祭としては少し遅めですが、本日の開催になった」とのことです。

木目込人形・和紙ちぎり絵・はがき絵など公民館で活動している団体の作品のほか、NPOくるくるの利用者さんの作品もありました。どれも力作揃いの素晴らしい作品ばかりです。

外では、産直野菜の販売も行われていたため、妻の食材事情を考慮せずに(笑)少しだけですが購入させて頂きました。役員・スタッフの皆様、本当にご苦労様です。(写真:地区長様と公民館長様)
2021年12月4日(土)

刈谷市美術館で開催されている書道家籠瀬提花先生の『書展~淡墨の宇宙~』を鑑賞しました。会場に入って先ずそのスケールの大きさに驚きました。タイトル通り、淡墨の魅力に焦点を当てた作品群は正に宇宙のような壮大さと神秘的な不思議な世界を感じさせます。

戸田提山に師事され毎日書道展審査会員や独立書人団審査会員でもある先生は、今から5年前の平成28年、刈谷市のミササガ派遣市民団の団長として姉妹都市であるミササガ市との友好親善にも貢献されておられます。

会場では城内市議会議員もおられました。籠瀬先生の門下生とのこと。なるほど城内さんの作品も淡墨ですね。明日12月5日(日)の午後4時まで開催しています。

その後、総合文化センター小ホールで行われた刈谷音楽協会演奏会『みんなで楽しむ おはなしクラシック』に伺いました。

第1部 木管五重奏とおはなしによる「ブレーメンの音楽隊」
第2部 サクソフォン・トロンボーン・ピアノのコンサート
第3部 アカペラによるクリスマスソング

の3部構成は、それぞれに異なった趣向で楽しませて貰いました。子ども連れも多くおられ、ほんわか心が温かくなるようなコンサートでした。

2021年12月3日(金)その2

今日も一般質問が行われ7名の議員が登壇しました。皆さん質問のレベルが高いので聞いていて本当に勉強になります。数ある質問項目の中から、中村竜彦議員がされた「今後の高等学校におけるICT教育の在り方について」の教育長答弁の一部を紹介します・・・(写真:答弁している教育長)

ICT教育は、教員のスキル向上が求められるので、今年度より総合教育センターにおいて、ICTを活用した新時代の学びを周囲に伝達する教員(あいちクラスルームエバンジェリスト)を養成する事業を行っている。

県立高校の校内通信ネットワークについては、今年の3月までに整備を行い、4月から全校で運用が始まったが、生徒が一斉に端末を使用する際に、インターネットへの接続が円滑にできないといった状況が生じた。

そのため、試験的に一部の高校において、より高速な業務用の接続プランへの変更をして運用したところ、通信速度の明らかな改善が確認できた。この検証結果を踏まえ、今後、接続プランの変更などにより、ICT教育の推進に支障を生じないよう、各学校の通信環境の改善に順次取り組んで行く。

校内ネットワーク回線の整備により、各学校でリモート授業を行うための体制が整い、臨時休校などの非常時には、教員による授業のオンライン配信が可能となった。

長期療養中の生徒の学びを保障するため、病院や自宅からリモートで授業に参加することができるよう、現在必要な機器の整備を進めている。

中山間地域や半島の先端に位置する小規模校の生徒が、学校の地理的条件に左右されず、多様な進路実現を果たすことができる教育環境を整えるため、総合教育センターが中心となって、高校間のネットワークを構築し、他校の専門的な教員の授業をリモートで受講できる仕組み作りに今年度着手した。

こうした国内での活用にとどまらず、海外の高校生との交流など、リモートによる取組には様々な可能性があるものと考えている。

2021年12月3日(金)

今朝もミササガパークでのウォーキング+ラジオ体操から1日のスタートです。ちょうど夜が明けるタイミングですから、薄暗い中で体操は始まります。そのミササガパーク前の横断歩道についてFb友達がUPしてくれました。

『ここは毎朝のラジオ体操で利用しているミササガパーク近くの横断歩道です。この近くで何ヶ月か前に交通死亡事故があり、標識追加やガードレール追加などいろいろ対策が進んでおります。事故現場の改善も大切だけど、この横断歩道をもっと見やすく目立つようにして運転手に注意を促すことも大切ではと、体操仲間の友人が同じく体操仲間の県議会議員さんにお願いしたところ、すぐに動いて頂きました。神谷先生ありがとうございます。』

当局からは「いつになるか判りませんが・・」と言われていただけに、思いのほか早く直して下さったことに感謝です。

今日も県議会は一般質問が行われますので、これから県庁に向かいます。安全運転を心がけて・・では、行ってきます。
2021年12月2日(木)
11月定例愛知県議会は今日から一般質問です。一般質問は1人50分以内(質問30分・答弁20分)で登壇して行いますが、再質問は自席から1回だけ行うことが可能となっています。今日は自民党3名・新政あいち3名・公明党1名の計7名の議員が登壇しました。

1872(明治5)年11月27日に、当時の愛知県(名古屋県が改称)と額田県が合併して現在の愛知県が誕生してから、来年2022年で150周年を迎えます。

県政150周年という節目を皆様に知って頂くために、愛知県では昨日より『愛知県政150周年Webサイト』を立ち上げました。是非ともご覧ください。
2021年12月1日(水)

月日の経つのは早いもので今日から師走。そして今日から12月7日(火)まで刈谷市役所の玄関には「冬の終わりをバラで華やかに」と題した花の展示がされています。

これは愛知県の「花き消費回復対策事業=予算総額1億2784万円」の一環として行われているもので、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うイベントや冠婚葬祭等の自粛により、需要が低迷している花きについて、公共施設等での展示PRなどを行うことにより消費の回復につなげることを目的に行われています。

11月定例愛知県議会は代表質問が行われました。自民党県議団・新政あいち県議団共に、政調会長が会派を代表しての登壇です。

刈谷市議会にはなかったことの一つに、この代表質問があります。1人80分以内(質問50分・答弁30分)で登壇して行い、答弁については主に知事が登壇して行います。内容によっては県警本部長と教育長が自席から答弁することもあります。

大村知事の答弁でいつも感心させられることがあります。それは、原稿を棒読みするだけの答弁ではなく、必ず自らの経験や考え方を自らの言葉で語ることです。トップのメッセージ発信としては大事なことですね。

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