2022年3月31日(木)
今回発行の「県政報告Vo.13」では刈谷北高校の学科改編のことを取り上げていますが、刈谷市内のその他の県立高校においても様々な取組がされています。そこでこのHPにおいて順番に紹介して行きます・・・
【刈谷高校】
文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール」の研究指定校(指定期間:2021年度~2025年度)として、「科学する力とエージェンシーを発揮して、よりよい世界を創造する学際的サイエンスリーダーの育成」を研究テーマに掲げ、先進的な理数教育を実施するとともに、大学との共同研究や国際性を育むための取組を推進している。また創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等にも取り組んでいる。
[新年度予算]
スーパーサイエンスハイスクール事業 1,826千円(国10/10)※
・観察・実験等を通じた体験的学習、問題解決的な学習、課題学習の推進
・理数教育の重視
・大学、研究機関、民間企業等との連携方策の研究
・国際性を育てるために必要な語学力の強化
・創造性、独創性を高める指導方法の研究等
・科学技術・理数系コンテストへの積極的な参加 等
※県として配分する予算額。学校は別途国の委託機関へ要求することで、総額7,500千円 を経費として使うことができる。
2022年3月30日(水)
昨晩、ある障害者施設の職員さんの送別会に参加しました。その施設では10年間務められたとのこと。10年間で得られたスキル・知識・経験は彼にとっての貴重な財産です。が、それ以上に貴重な財産は、10年間で養われた「福祉に取り組む志」と、昨日の会に集まった「仲間」の存在だと思います。
我が家の前、恩田川沿いの桜も今が見ごろを迎えています。「花びらは散るけれども、花は散らない。来年もまた立派な花びらを付けます」彼が新たな職場で更に立派な花びらを咲かせてくれることを祈っています。
午後から、刈谷商工会議所の通常議員総会に来賓として出席しました。
「2年間のコロナ禍で商工業者は大変厳しい経営環境であったと思います。とりわけ飲食店の皆様はまん防や緊急事態宣言により時短営業・酒類の提供禁止といったかたちで感染防止にご協力頂いたことに感謝申し上げます。明けない夜はない。どんなに暗い夜でも必ず朝は来ます。そして今が丁度夜明けの時だと思います。明るい明日を信じて・・・皆様の企業が益々発展されることをお祈りしています」そのような挨拶をさせて頂きました。
2022年3月29日(火)
2022年4月1日から『水質管理目標設定項目である「農薬類の目標値の見直し」』が行われます。それに伴い「水道水に農薬が入れられる」といった間違った情報が拡散しているようですが、そのようなことは全くありませんからご安心下さい。
今回の農薬類の目標値の変更は、内閣府食品安全委員会により公表された「農薬の食品健康影響評価の結果」に基づいて改正されたものです。これは、最新の科学的知見に従い目標値が見直されたもので、「水道水に農薬を入れる」のではなく、「万一水道水に農薬が入ってきても目標値の濃度を超えないように管理しよう」というものです。
日本の水道水は、厳格な水質基準の他に、水質管理目標設定項目や要検討項目など、より質の高い水道水を供給するための目標値が定めてあり、私たちは安全に水道水を利用することができます。
では、具体的に何が変わるのかと言うと・・・
①目標値(濃度)の見直しがされる項目は次の3つです。
「ホスチアゼート」 0.003mg/L→0.005mg/L (緩和)
「クロロピクリン」 0.003mg/L – (新規)
「ウニコナゾールP」 0.04mg/L→0.05mg/L (緩和)
これらは最新の科学的知見に従い目標値が見直されたものです。微量ではありますが「緩和」することになった農薬もありますから、これを持って先のような誤解が生じたのかもしれませんね。
②一方で、厳しい分類への変更もあります。
「イプフェンカルバゾン」という農薬は、要検討農薬類から対象農薬リスト掲載農薬類へと分類を変更するのです。これは「今まで大丈夫だと思われていたけれど、イプフェンカルバゾンも農薬評価値が大きいことがわかったから、要検討農薬から対象農薬に変更しよう」というもので、これは対策強化になります。
③また、検査対象の物質が増えるという変更もあります。
これは、農薬類のメチダチオンと塩素が反応し生成された「オキソン体」も検査の対象とする(新規)というものです。これは、水道水の消毒用に入れる塩素と反応して生成されてしまうオキソン体っていう物質も、毒性があることが確認できたから検査の対象にしようということです。
このように、上記①「目標値(濃度)の見直し」 ②「より管理が厳しい分類へ変更」 ③「検査の対象物質が増えた」 が4月1日からの改正ですから、どちらかといったら対策が強化され厳しくなったともいえるかもしれません。
再度申し上げますが「けっして水道水に農薬が入れられてしまう」なんてことはありませんから、ご安心下さい!
2022年3月28日(月)
今日はミササガパークではなく、市原稲荷神社さんでのラジオ体操から1日のスタートです。参道の桜は未だ三分咲きですが、神殿の横は八分ほど咲いて樂しませてくれています。
本来3月11日に開催される予定であった東日本大震災の被災者に思いを馳せる祈りのイベント『3.11を忘れない』がまん防の影響で順延となり、「今日開催される」と聞いていましたから、夕方から刈谷駅前に出かけました。
初めに北口に行っても誰もいませんし設営の様子もありません。「あれぇ~ 南口だったのかなぁ~」と思い直して向かってみると、こちらもその様子がありません。関係者にLINEで尋ねると「当初はその予定でしたが、大勢の人が集まることに慎重になっていて、再度延期になった」とのことでした。
まん防の解除により様々な行事が開催されるようになってきましたが、まだまだ完全復活とは行かないようです。参道の桜と同じ「三分咲き」といった感じでしょうか。
2022年3月27日(日)
ラジオ体操の後は泉田町の八王子神社で開催されている朝市に伺いました。コロナの影響で2か月ほど中止になっていましたので、久しぶりの開催です。今日は母親も一緒です。腰を痛めてから家の中に籠ってしまうことが多くなったため、少しでもリハビリを兼ねて屋外に出るように勧めています。
新鮮な野菜を購入して、コーヒーを啜りながら地域の皆さんと語り合う。日曜日の心和む一時です。
北部生涯学習センターで開催された『2022 SUHARA MUSIC FES』に出かけました。
昨年・一昨年はコロナの影響で中止に。今年は屋外にもステージができ、キッチンカーには長蛇の列で、開催出来なかった2年間を挽回するかのような盛り上がりです。写真は刈谷ロータリークラブバンド、3名の助っ人を含む9名でのステージです。
音楽は辛い時・悲しい時にはそれを半分に、嬉しい時・楽しい時にはそれを倍増させてくれます。これからも、音楽の持つ力を信じて、コロナの収束まで前向きに行きましょう!
2022年3月26日(土)
ラジオ体操を終えてからそのままPCの前に。大阪府泉大津市の南出賢一市長を迎えて『5~11歳のこどもへのワクチン接種について一緒にお話しする会』にZoom参加しました。
初めに市長から基調講演が行われた後、質疑応答・意見交換会と続きました。市長からは「健康なこどもへの接種に合理性を見出せない3つの理由」として①エビデンスがない ②健康なこどもの重症化は極めて稀 ③副反応リスクが高い を挙げられ、それぞれについて詳しく説明を頂きました。
「『家族に感染させないようにあなたたち(子ども)が接種しましょう』といったPRがあるけれど、これは倫理的に全くおかしい」と市長が仰っていましたが、私も全く同感です。
リスクのあるワクチンを大人が接種して社会と子どもを守るというなら理解できます。しかし、リスクのあるワクチンを子どもに接種して社会を守ろうというのは理解できません。大人が盾となって子どもを守り、健やかに育てることが、社会の本来の姿であると思います。
2022年3月25日(金)
ラジオ体操の後は、クリーンセンターのグラウンドで行われている野田西双葉会グラウンドゴルフの月例会に参加しました。冒頭の挨拶において「食の安全を守る人々」上映会のPRをさせて頂いた後、鈴木絹男市議と共にプレーに参加しました。
写真は同じチームになった吉村さん、何と94歳とのこと。スタスタ歩いて行かれるし、他の人のスコアも覚えているほど聡明で、ロングコースの先にある球もしっかり見通せるほど視力も良く、その上ユーモアーたっぷりで・・・とても94歳には見えません。皆さん本当にお元気です。
2022年3月24日(木)
2月定例愛知県議会も今日が最終日。令和4年度一般会計予算など提案された66件の議案を可決した後、次の6件の意見書(案)について審議可決しました。
◎観光振興の推進についての意見書
◎成年年齢引下げに伴う消費者被害対策の推進についての意見書
◎医療・介護分野のデジタル化の促進についての意見書
◎シルバー人材センターに対する支援についての意見書
◎インターネット上の海賊版対策の推進についての意見書
◎介護労働者の処遇改善についての意見書
夕方からは、名古屋国際会議場で行われた「『記録映像 ワクチン後遺症』上映会+長尾和宏トークイベント」に参加しました。
今回上映された「記録映像ワクチン後遺症」は2月26日に参議院議員会館において60名ほどの議員や関係者が参加する中上映がされ、その後、国会議員との1時間15分にも及ぶ熱心な質疑応答が交わされた、そのような映画です。
兵庫県尼崎市でクリニックと在宅医療を運営する長尾先生は、早くから、2類から5類への引き下げ、イベルメクチンでの治療やコロナワクチンの危険性を訴えておられ、委員会において「5歳~11歳へのワクチン接種は慎重に」と発言している私にとっては、医学的・理論的な裏付けを得る意味でとても勉強になりました。
この会場に来る直前に「昨日までの愛知県における5歳~11歳へのワクチン接種の割合」を県に尋ねたところ3.15%とのことでした。接種券が発送され始めてほぼ1か月、やはり子供への接種についてはどのご家庭も非常に慎重に対応しておられるいった印象です。
2022年3月23日(水)
ミササガパークでのラジオ体操の後、野田公園で行われている太極拳に参加しました。
前半は健康体操、そして二胡の演奏に合わせて太極拳、激しさはないですがみっちり40分間。健康な体作りには最適です。終了後、「食の安全を守る人々」自主上映会のPRをさせて頂きました。「食」と「太極拳」・・・健康への2つのアプローチです。
刈谷市美術館で開催されている『第37回刈谷水彩画協会展』に伺いました。故稲生敏子先生が指導しておられた5つの教室の方が今でも水彩画を続けておられ、その皆さんによる作品展です。
美術館全館貸し切りで151作品が展示されており、ゆっくり鑑賞すると数時間掛かってしまうのではないかと思うくらい大規模な展示です。季節を迎える桜など花を描いた作品も多くあり、春らしい温かさや優しさを感じました。本日が初日で3月27日(日)まで開催しています。
2022年3月22日(火)
5~11歳の小児接種の新型コロナワクチン接種券と共に送られてくる説明書。その中に「デルタ株に対して、発症予防効果は90.7%とありますが、これはどのような意味なのでしょうか?」とのお問い合わせを頂きました。
90.7%という数字を一見すると「かなり高い効果があるんだ」と思われるかもしれませんね。資料はファイザー社のデータを基に愛知県が判り易く図にしてくれたものです。
ワクチンを接種した1518名の内、発症した方が3名(=発症率約0.2%)。一方、プラセボ(偽薬)を接種した750名の内、発症した方16名(=発症率約2%)
「接種した場合の発症率は約0.2%、接種しなかった場合の発症率は約2%」と言うこと、逆に言うと「接種しなければ98%の安全性であったものが、接種すれば99.8%の安全性に高まる」と言うことです。
「接種すると発症者が10分の1に減る=10倍も安全になる」という捉え方もあると思いますが、接種しなくても98%の方は発症しないのですよ(図の白色の部分に注目して下さい)。しかもその多くは軽症・無症状です。更に言うと、このデータはデルタ株におけるデータで、現在のオミクロン株のものではないとわざわざ謳われているのです。
もちろん何のデメリット(リスク)がなければ、98%の安全性より99.8%の安全性を選ぶと思うのですが、リスクが存在することも事実です。説明書においても短期間における副反応については注意喚起がされていますが、未だ治験中のワクチンであり長期の影響については全く不明です。また、これまでにあった不活化ワクチンなどと違って、mRNAという違うメカニズムでのワクチンなのです。
県の新型コロナ感染症対策特別委員会においても「私は医者でも専門家でもありませんから、ワクチン接種の是非を軽々に口には出来ませんが、せめてリスクとベネフィットをきちんと正しく情報発信をすべきだ」と訴えて来ました。その立場から見て、この「発症予防効果は90.7%」の意味はきちんとお知らせしておきたいと思います。
2022年3月21日(月)
ミササガパークでのウォーキング+ラジオ体操から1日のスタートです。芝桜の植え付けが終了しました。
昨年・一昨年とミササガパークの芝桜とバラはとても残念な状態だったので、市議会議員さん数名に改善をお願いしていましたところ、数か月前に「補正予算が付いた」との連絡を受けていました。
今日でまん延防止措置も終了となります。このまま収束に向って「芝桜満開」の公園で思い切り楽しめることを期待しています。
2022年3月20日(日)
刈谷市美術館で3つの展示会を鑑賞しました。「刈谷地区トヨタグループ写真展」「ジェイテクトOB作品展」「アート悠展」どの展示も思わず唸るような力作揃いです。
午後からは大府市のあいち健康の森で開催された『未来を作る給食〜オーガニックウェーブ〜』に参加しました。
学校給食での有機米100%を実現した千葉県いすみ市の担当者鮫田氏による講演は、今後の活動に向けて大いに参考になりました。
児童・生徒約2200食の給食を全て有機米にすることによる市の追加負担は年間400万〜500万円とのこと、刈谷市の場合約16000食ですから、その割合で考えると年間3000万円ほど、決して不可能な金額ではありません。
また、同じような気持ちで活動している方々との新たな出会いも沢山あり、オーガニック拡大の流れは着実に広がっていることを感じます。
2022年3月19日(土)
午前中、まちづくり市民会議のスタッフ打ち合わせを行った後、愛知県国際展示場で開催されている『にっぽん城まつり2022』に出かけました。トークショーなどが行われる城愛ステージや城熱ワークショップを始めとして、会場内は大勢の城好き・歴史好きの方々で賑わっていました。
刈谷城盛り上げ隊も出陣していました。昨年大高緑地公園で開催された『サムライ ニンジャ フェスティバル』の際には、大将の水野勝成さんは厠に行っておられて写真に写ることが出来なかったのですが、今回は少しだけ遅れて参上され、無事写真に納まって頂くことが出来ました。
「来年の大河ドラマ『どうする家康』の中で、水野勝成さんも取り上げて貰って、全国に名が轟くと嬉しいね」と話をしたところ「拙者の座右の銘は『他力本願』ですから、家康殿におすがりするしかござらん」とのことでした(笑)
先月、県と市町、観光関係団体等で構成する「愛知県大河ドラマ『どうする家康』観光推進協議会が設置され、今後はこの協議会を中心に取り組みを推進するとのことです。大河ドラマの中で水野勝成にどの位スポットライトが当たるか判りませんが、これを契機に愛知県の観光業再興と行きたいものですね!
2022年3月18日(金)
生憎の雨降りとなってしまいましたが、今日は小学校の卒業式です。昨日は公立幼稚園の卒園式でした。以前はこうした卒業・卒園式にも多くの来賓の出席があり、社会全体で子供たちの成長を祝福するといった思いがあったのですが、コロナ禍以降出席が叶わず本当に残念です。
まん延防止措置も3月21日で解除となります。そのままコロナ収束となり、今年の入学式への出席というわがままは言いませんが、せめて来年の卒業・卒園式には出席して門出を祝福したいと願っています。
午後から、(一社)内外情勢調査会の名古屋支部懇談会に出席しました。今日の講師は(株)シナ・コーポーレーション代表取締役の遠藤功氏、「コロナ後に成長する組織の経営と現場力」という演題でした。
■経営において大事なことは「創造(作る・創る・造る)と代謝(捨てる・やめる・入れ替える)」
■「大組織の内部に、どう『デーワン』の活力を保つかが最も重要だ」(アマゾン・ベゾス前CEO)(『デーワン』とは会社を創業した日)
■今、日本企業に求められていること=生まれ変わる! Re-born
■「生まれ変わる」とは・・・「未来に選ばれる会社」になるということ
「会社」というところを「議員」に置き換えても良いと思います。
2022年3月17日(木)
愛知県議会に提出された「自治体への5~11歳ワクチン接種について」と題する陳情。非常に的を得た陳情ですが、残念ながら既に接種券の一律送付がなされ、接種も始まってしまっています。せめて、こうした情報により少しでも多くの親が、今一度立ち止まって、子どもにとって適切な判断をされることを願っています。
(要旨)新型コロナウイルスワクチンの5歳から11歳の子どもへの接種について、厚生労働省が「努力義務」としないことが決まりましたが、審議の過程では「努力義務に議論が行ってしまっているが、実際に市民が圧迫を感じるのはむしろ接種券が送り付けられてくる操作である」と、ワクチン分科会で川崎市健康福祉局医務監坂元昇医師は述べています。
通常、努力義務と接種勧奨はセットです。過去に、小児コロナワクチン同様「努力義務なし、接種勧奨あり」の組み合わせになったのが新型インフルエンザワクチンですが、その際、通常の接種勧奨(広報など)に加えて、積極的な勧奨にあたる「全員への接種券一律送付」は行われず、希望者による申請制でした。
私たちは、接種勧奨ありとされても努力義務無しなら積極的な勧奨は差し控えられるべきと考えます。HPVワクチンは努力義務も接種勧奨もありだったにもかかわらず、「全員への接種券一律送付」のような積極的な勧奨は差し控えられてきました。今回、5歳から11歳のワクチンに通常なら付けられる努力義務が除外されたのは理由があります。それは「子どものワクチンのオミクロン株に対する有効性は海外でも報告されていない」「推奨の度合いが低い」と判断されたからです。
本来、「努力義務無し」になったので、大人とは対応を変える必要があります。従って、積極的な勧奨(接種券)は差し控え、広報のみによる接種勧奨にとどめ、希望者による申請制にするのが当然です。
以上を踏まえ、下記事項を強く求めたいと思います。
記
1.私たちは、子どもや親に心理的圧迫を与え、同調圧力にもなりかねない、積極的な勧奨(接種券の一律送付)は同じく努力義務除外になった新型インフルエンザワクチンの前例にならって、差し控えることを求めます。また、5歳から11歳の接種に関し、①一律送付の必要の有無、心理的圧迫を感じるかどうか②努力義務対象外と知っているかどうか③オミクロンへの感染予防効果は無い、小児の発症予防効果は不明、と知っているかどうか④効果・副反応・リスクの説明は十分だと感じるかどうか等を項目とするアンケートを実施し、保護者の意見を把握することに努め、子どもや保護者の不安に可能な限り寄り添った対応を進めていくように求めます。
2.厚生労働省が5歳から11歳の子どもと保護者を対象に作成した「新型コロナワクチンのおしらせ」パンフレットは、ワクチン接種の可否を判断するにあたり、極めて不十分な情報しか掲載されておらず、引用されているデータについても現状と照らし、正確性に欠ける内容と指摘せざるを得ません。そもそも、行政は市民に対し、正確な情報伝達を行う役割と責任があると思います。市も、子どもや保護者に対し、ワクチン接種に関する正しい情報提供を行う責任を果たす必要があります。すでに、他自治体では独自のパンフレット作成を検討しているとも伺っていますが、厚生労働省のパンフレットを使用するにあたっても、市が注釈をつけ、事実に基づいた情報提供をすべきと考えます。
なお、今回、5歳から11歳の子どもに対する新型コロナワクチン接種は、特に基礎疾患のあるお子様に接種機会を提供するという意味で承認されましたが、健康な子どもの重症化はまれであること、一方でワクチンのオミクロン株に対する効果のエビデンスがまだ無いこと等から、努力義務の適応が除外されていることを再度ご確認いただきたいと思います。
私たちは5歳から11歳の子どもを持つご家庭において、保護者がお子様と一緒にリスクとベネフィットを十分に話し合い、接種するかどうか判断するために必要不可欠な情報提供を求めます。
2022年3月16日(水)
昼食は西部市民館で行われている「めんくい庵(そば)」で食べました。有志の方が手打ちそばを作って皆さんに振舞っておられます。主宰していた前田さんがお亡くなりになってから、うどんの手打ちは中止になってしまいましたが、そばの方はこうして続いています。
前田さんの頃は新潟県産のそば粉を使っていましたが、今は福井県産に変わったとのこと。私には正直その違いがよく判りません。一つ言えることはどちらも「美味しい」ということです。前田さんの意志を後継者がきちんと受け継いでいます。
午後からは、グラウンドゴルフの令和3年度打ち止め大会に参加しました。開会式において挨拶の機会を得ましたので「まん防の延長はなく3月21日で終了すること」をお伝えして「食の安全を守る人々の上映会PR」をさせて貰いました。
「元気だからグラウンドゴルフがやれるのではなく、グラウンドゴルフをやっているから元気でいられる」のだと思います。とにかく皆さんお元気です。
夕方からは(一社)内外情勢調査会刈谷支部の懇談会に出席しました。今日の講師は富士通元副会長の伊東千秋氏です。「デジタルトランスフォーメーション(DX)~AIの趨勢と働き方改革~」という演題でご講演頂きました。
興味深い話が多かったですが、最先端の情報がボリューム満載の講演で、正直私の知識では消化できていません。「今日の講演はメモしなくても良いですよ。この本に全て書いてありますから」と仰っていた著書[2022年再起動する社会]にて、後日頭の中を整理・復習しようと思います。
2022年3月15日(火)
本日午後から、桜町交差点の横断歩道橋整備事業に伴う交通規制が始まりました。
[桜町交差点における交通規制]
■歩道(東側=私の事務所の反対側)は通行止め
■車道(南北方向)の右折車線幅は減少するが、普通車同士であれば右折待機車があっても通り抜け可能
■右折矢印信号は工事中も運用する
来年3月までと長期に亘ります。渋滞が予想されますので、大きく迂回されることをお勧めします。
2022年3月14日(月)
私の所属します農林水産委員会が開かれ、
「有機農業推進の取り組み」といった内容で一般質問をしました。
愛知県では新年度、国の行う有機農業産地づくり推進緊急対策事業の対象に東郷町と南知多町を選定して、生産から消費までの取組に対してその経費を補助することになっています。また、有機JAS認証を理解・指導出来る有機農業指導員を、これまでの7名に加えて更に12名を育成して、県内全域で有機農業の取組推進に対応できる体制を整備するとしています。
私はその2つの取り組みに加えて、「生産することに対するインセンティブを与える仕組みを、県としてつくる必要があるのではないか」と提案しました。たとえば「給食に使用する有機JAS認証の野菜はそうでない野菜より5割高く購入する費用を県が負担する」といったしくみです。
しかも初めから学校給食を対象にしてしまうと、それだけの生産量が賄えないといった別の問題が発生することになるので、先ずは食数の少ない保育園から、しかも全ての保育園から同時に行わなくても、可能な生産者(保育園)、可能な野菜一品からでも・・・
有機農業は、なかなか一歩を踏み出すことができない状況があると考えています。そうした中、購入先と購入単価がきちんと保障されていて、しかも少量でも一品からでも良いといったことで、一歩を踏み出す後押しになるのではないかと考えます。
2022年3月13日(日)
市原稲荷神社さんでのラジオ体操での後は、堀眼科さん駐車場で行われたカリアンアサイチに出かけました。
元刈谷JAの皆様やニワ商店さんによる新鮮野菜の直売のほかパンや卵、はんぺい・団子の販売、そして商店街から振舞われたあったかコーヒーを啜りながらのミニコンサート、懐かしい顔や近所の人々との楽しいお喋り、毎月第2日曜日の楽しみな一時です。
午後からは今日も母親を連れて、刈谷市心身障害者福祉会館で行われた『第42回刈谷市障害者及び市民講座 作品展』に伺いました。父親が永年、刈谷市身体障害者福祉協会の会長をしていましたから、この会場におられる方はほとんどが母親にとっては顔なじみ、懐かしい方ばかりです。
立派な作品を堪能しながらも昔話に花を咲かせていました。「笑門来福」この書の如く親子共に「笑顔」で日々を送って行きたいと思います。
2022年3月12日(土)
今日はいつものミササガパークではなく、市原稲荷神社さんでのラジオ体操から1日のスタートです。境内の梅が満開です。
母のリハビリ(散歩)を兼ねて大府市の二つ池公園に河津桜を見に行きました。満開までにはもう少し、来週当たりが見頃かといったところです。大府ライオンズクラブさんから、河津桜ライトアップのための投光器が寄贈されていました。光に照らされた河津桜も楽しみですね。
刈谷市総合文化センター小ホールで開催されている『創流45周年 霜花流いけばな展』を鑑賞しました。春らしい鮮やかな花々と、和洋の花器とが織りなす美の素晴らしさを堪能しました。写真は新教授になられた加藤さんとその披露作品です。明日の15時まで開催しています。
梅と河津桜といけばな展・・・春らしく「花」に触れた1日。気持ちが明るくなります。
2022年3月11日(金)
3月11日 今年もこの日を迎えました。今でも鮮明に覚えています。
刈谷市議会の文教委員会が終わり、談話室で議員数名と過ごしていた時、庁舎が大きく揺れました。これまでに経験したことのない非常に長い時間の揺れでした。その後テレビで映し出される、倒壊した家屋、炎上しているコンビナート、押し寄せる津波・・・自然の脅威を見せつけられた思いです。そしてその自然の脅威に怯える人々の姿がありました。
『何もせずに無駄に過ごした「今日」は 昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった「明日」なのだ』・・・多くの御霊に思いを馳せ、今日を精一杯生きて行くことを誓います。
当たり前の有り難さに感謝を捧げます。
2022年3月10日(木)
2月定例愛知県議会、今日は午前中に全ての常任委員会が一斉に、そして午後からは本会議が開催されました。
令和3年度予算の内、減額補正や繰り越し明許など早期の議決を要するものについて各委員会で審査がされた後、本会議において可決承認されたのです。
朝から数名の方に「新聞折込の中に入っていた映画のチラシ見たよ」と声を掛けて頂きました。4月16日・17日に開催を予定している「食の安全を守る人々自主上映会&市会議員との意見交換会」のチラシです。その内容にも関連しているオーガニックビレッジについて、来週月曜日に開催される農林水産委員会で質問する予定にしており、事務所に帰ってからはその原稿を書き始めました。
有機農業推進に対する県としての取り組みを質します。
2022年3月9日(水)
議案質疑の3日目。私も「グローバル社会で活躍できる人材の高等学校での育成」「刈谷北高校と豊田自動織機との土地の交換」の2件について質問しました。
刈谷北高校は現在の[国際教養科]が2023年度より[国際探究科]に改編されます。この[国際探究科]では「外国語によるコミュニケーション能力や、他者との間で共通解を見出していく力など、グローバル人材に求められる力の育成を目指し、より幅広い分野で探究的な学習を展開する」として、来年度、移動式のテーブルとICT環境を備えたワークショップルームと、大型ディスプレーを常設したプレゼンテーションルームを整備することになっています。
また、来年度中に刈谷北高校の東グラウンドと豊田自動織機の本社グラウンドを交換し、2023年度より新グラウンドが供用開始となります。
今回の交換は単に刈谷北高校にとってグラウンド面積が増加して教育環境が向上するといったメリットだけではありません。豊田自動織機さんは本社ビルの隣に広大な敷地を持つことになり、その有効活用については無限の可能性を秘めていると思います。そしてそのことは、刈谷市や愛知県の経済や産業の活性化にとっても無限の可能性を秘めた貢献をしてくれるものと信じています。また刈谷北高校にとっても隣接するグローバル企業の本拠地が更に強力なものになって行くことは、国際探究科における教育の目的にも合致している素晴らしいことだと思います。
2022年3月8日(火)
2月定例愛知県議会は議案質疑の2日目です。これは条例議案や予算案など全ての議案に対する質疑で、1回30分(質問20分・答弁10分)以内で行われます。この議案質疑のあり方で、刈谷市議会とは大きく違う点があります。
県議会では当初予算を審議する2月議会(刈谷市議会では3月議会と言います)では、一般質問と議案質疑とを分けて行い、その他の6月・9月・11月では一般質問の中で議案の質疑に及んでも良いことになっています。
刈谷市議会では全く逆で、3月議会では一般質問と議案質疑とを一緒に行い(質問質疑という呼び方をします)、その他の議会では一般質問と議案質疑とは分けて行うのです。そして議案質疑については「自分の所属する会派のメンバーが誰も委員会に属していないので、その委員会の対象となる議案について質疑を本会議の場で行う」といった状況の時だけに行うことが多いため、議案質疑を行う回数は極めて少ないのです。
一方、県議会における議案質疑は活発で、今回も延べ67名が質問の通告をしています。その内、今日は24名の議員が質疑を行いました。私の質疑は明日(9日)の最後です。
2022年3月7日(月)
2月定例愛知県議会は今日から議案質疑が行われ、延べ25名の議員が質問に立ちました。
鳴海やすひろ議員の質問の中で、刈谷駅前線において先日まで行われていた『かりやストリートイルミネーション』でのストリートピアノが紹介されました。
また、神戸健太郎議員の質問の中で「ワクチン接種による国の健康被害救済制度」に関する質問がありました。昨年の2月17日~今年の2月末までの間で、愛知県から国に申請した健康被害は、アナフィラキシー33件、心筋炎5件、しびれなど日常生活に支障40件、その内認められたのはアナフィラキシーの17件だけとのこと。
申請から決定まで半年程度掛かるため、医療費等の負担も重荷に。その軽減のため県独自の取り組みを速やかに検討するとの答弁でした。
写真は、今月末で退任する加藤副知事。山本浩史議員の質問に答える形で、職員としてのこれまでを振り返りながら退任の挨拶をされました。愛知県発展のため長い間お疲れ様でした。
2022年3月6日(日)
刈谷市役所隣の大手公園(セントラルパーク)では『街の小さな暮らしマルシェ』が開催されていました。
キッチンカー、小物・衣料品・花などの販売、ストリートコンサートなどのイベントです。開催の案内はSNSだけ。春の嵐、強風にも拘わらず参加店舗36店、朝一番では公園の外まで長蛇の列ができ、一時は入場制限を設けなければいけないほど賑わっていました。SNSの発信力は凄いです!
その後、刈谷市美術館にお邪魔しました。美術館のコレクション展『花咲く絵画 いのちのささやき』ほか、旺玄会愛知支部展・和風ちぎり絵展・櫻井靖彦氏の写真展『水のふる里三十六景』と、盛り沢山の展示会が開催されていました。
写真は斎藤吾朗先生の[花の刻]という作品です。そのほか、後藤純男氏の[淡墨桜]や和田英作氏の[静物(玉葱と夾竹桃)]など、思わず「凄い」の声を発してしまうような素晴らしい大作ばかりです。3月13日(日)まで開催していますので、ぜひお出かけ下さい(月曜日は休館)
2022年3月5日(土)
一ツ木市民館で行われた『地域を考える会』において県政報告をさせて頂きました。
愛知県の2022年度当初予算に始まり、大型事業・プロジェクトの紹介、そして先日の新型コロナウイルス感染症対策特別委員会で発言した内容、そしてもう一つ力を入れて取り組んでいることとして「食の安全を守る人々」の自主上映会開催の案内と、限られた時間の中に情報を凝縮してお伝えしました。
私の報告の後は蜂須賀市議による市政報告です。「おくやみ窓口開設事業」「高齢者日常生活支援事業」「地域学校共同活動推進事業」「心の教室相談支援事業」「市民休暇村大規模改修事業」「JR刈谷駅総合改善事業」「公共交通再編事業」「逢妻川河川敷整備事業」「ウイングアリーナ刈谷改修事業」など刈谷市全体に関わる事業のほか、地元一ツ木町内の整備事業を特に抜き出して説明されました。
以前ある会合で副市長さんが蜂須賀議員を紹介する時に「一ツ木への愛情がとても強い人だ」と褒めておられましたが、その言葉通りの市政報告でした。
2022年3月4日(金)
私たち無所属議員7名を対象とした連絡会が開催されました。内容はまん延防止等重点措置の再延長に係る補正予算などの説明です。主な補正予算としては・・・
■営業時間短縮等の飲食店への協力金 205億9679万余円
■抗原定性検査簡易キットを保健所や県立学校、私立学校へ配備(45万人分)5億4806万余円
■特別支援学校の幼児児童生徒にワクチンを接種 2897万余円
■「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」の申請期間延長 8048万円
「1月21日からのまん延防止措置により飲食店への時短要請を行っても、陽性者が減少するという結果に繋がっていないではないか。また、これまでのコロナ対策特別委員会の中で示された感染経路別内訳でも飲食店が感染の原因であるという根拠は極めて低いではないか。それなのになぜ飲食店の時短要請を延長するのだ?」といった質問をしました。
「まん防における国の基本的対処方針の中に謳われているから」との答弁でした。そのようなことは知っていましたから、恨み節と言うか愚痴のような質問になってしまいました。5歳~11歳へのワクチン接種(特別支援学校での接種)といい、国の政策に贖えない苛立ちが募ります。
2022年3月3日(木)
2月定例愛知県議会、今日も一般質問に7名の議員が登壇しました。そしてその前に今日は「ロシアのウクライナ侵攻についての決議」が全会一致でなされました。
2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を行った。
このことは、ウクライナの主権及び領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法の深刻な違反であり、国連憲章の重大な違反であることから、断じて容認することはできない。
よって、本県議会は、ロシア軍による侵略を非難するとともに、ロシアに対して、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求めるものである。
また、国に対しては、ウクライナに在住する邦人の安全確保に全力を尽くすとともに、我が国への影響対策について万全を期することを求めるものである。
以上、決議する。
令和4年3月3日 愛知県議会
2020年3月2日(水)
2月定例愛知県議会一般質問の2日目です。今日は7名の議員が登壇しました。その中で2人の議員から「来年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の放送を活かした、武将観光のPR・プロモーションの取り組みについて」の質問がありました。
先月、県と市町、観光関係団体等で構成する「愛知県大河ドラマ『どうする家康』観光推進協議会が設置され、今後はこの協議会を中心に取り組みを推進するとのことです。この協議会には当然、刈谷市や刈谷市観光協会も会員となっています。2022年度の県事業の予定としては①統一的なPR・プロモーション ②広域からの観光誘客 ③県内周遊の促進 です。
刈谷市のマスコットキャラクターかつなりくんのモデルとなった水野勝成は徳川家康とは従兄弟に当たります。来年の大河ドラマを機に、コロナで痛めつけられた観光産業復活への狼煙を上げることが出来ればと思っています。
本会議終了後は大至急刈谷に帰って「花と蝶のパトロール」に参加しました。誰もが「今日はゴミが少ない」と言っていました。ゴミを捨てる人が減ってゴミが少なくなったのなら喜ばしいことですが、そうではなくてコロナの影響で人出が少なくてゴミが減っているのです。
そのような状況の中、今日の無所属連絡会ではまん防を延長するとの報告がありました・・・(T△T)
2022年3月1日(火)
「2月逃げる」の言葉通り、2月があっと言う間に終わって、早くも今日から3月です。2月愛知県定例会は今日から一般質問。8名の議員が登壇しました。
質問の中でユニークで非常に興味深い質問がありました。「ヤギによる除草」という内容です。環境に良く、動物と触れ合うことで人々の心和ませてくれる除草法です。浜松市や佐世保市、磐田市での事例を紹介されていましたので、てっきり愛知県での事例はないのかと思っていたら、大府の健康の森や愛地球博記念公園、河川敷や下水道の浄化センターなどにおいて、試験的ではありますが既に行われているようです。
「食べる草に好みがあるので、ムラが出来てしまう」「綺麗に食べてくれないので、結局その後に再度人の手によって除草した」といった答弁では議場から笑いが起きました。たまにはこうしたほのぼのとした質問も良いものですね。
どの議員の質問も事前にしっかり調査をして、有権者の声を十分聞きいておられ、内容も多岐に渡りスキルも高いので、非常に勉強になります!