2025年9月12日(金)
9月10日(水)~12日(金)まで経済労働委員会の県外調査を行いました。
10日は熊本県庁に伺い、世界最大の半導体受託製造企業であるTSMCの日本初となる工場(jasm)が熊本県に建設されることになった経緯及びTSMC工場の誘致を契機とした地域経済の活性化に向けた取組み、更には誘致によって生じた課題について、熊本県の職員さんからご説明を頂いた後、現地で工場外観を視察しました。
課題としては、周辺の渋滞対策、地下水の保全、地価の高騰、急速な人口増加に伴う社会資本の不足などが考えられますが、私は一番大きな課題として「TSMCの誘致によって地元中小企業が潤ったか」といった視点で質問をさせて頂きました。熊本県としても正にその点が一番重要であるとの認識の下、様々な施策を行っておられ、その具体的な事例について説明を頂きました。
11日午前中は福岡県北九州市の魚町銀天街を視察しました。
2018年に「SDGs商店街宣言」を発表し、全国初のSDGs 商店街として活動を開始するなど、先進的な取組が注目されている魚町銀天街の商店街振興に向けた取組みについて説明を聴取するとともに、現地調査を行いました。
説明して下さったのは理事長の梯氏、理事長として13年、それ以前は副理事長として商店街活性の事業に様々取り組んで来られた梯氏は司法書士と言うこともあって非常に専門的で、新しいことに果敢にチャレンジするリーダーでした。商店街の活性化にはこうした強い思いを持って皆を引っ張るリーダーの存在が重要であると再認識しました。
午後からは福岡県北九州市にあるサンアクアTOTO株式会社に伺いました。
働く意志と能力がありながら就労の機会に恵まれない障がい者に、働きがいのある職場環境を提供することを目的に1993年に設立されたTOTOの特例子会社です。
2025年4月時点で従業員144名中93名(うち重度障がい者37名)を障がい者が占める同社の障害者雇用に向けた取組みについて説明を聴取するとともに、工場視察を行いました。障がい者と健常者の雇用条件は全く同じです。
12日は福岡県北九州市にある公益財団法人北九州観光コンベンション協会を訪れました。
産業都市としての歴史・文化を有する北九州市において、観光とコンベンションの両面から地域振興を図ることを目的に活動する同協会の事業概要(観光事業、MICE誘致事業、展示会事業など)について説明を聴取するとともに、施設調査を行いました。
産業観光の推進には、情報発信などを含めて旅行者にどのようにアプローチするかが鍵を握っていると思い、その点を質問させて頂きました。
2025年9月9日(火)
私たち無所属議員を対象とした[連絡会]が開催されました。主な議題は9月22日(月)から開会する9月定例愛知県議会に上程予定の議案説明です。9月定例会には予算議案3件、条例議案5件、その他の議案17件の計25件が上程される予定です。
一般会計補正予算は186億7707万余円で主な事業としては「パーキング・パーミット制度の開始に向けた準備」「新たな一時保護所の整備推進」「県営都市公園大高緑地の将来構想を検討」「交通死亡事故抑止に向けて交通安全対策を推進」などです。この中の「パーキング・パーミット制度の開始に向けた準備」について少し説明しますと・・・
パーキング・パーミット制度とは、「障害者等用駐車区画の利用対象者を限定し、対象者に利用証を交付することにより、対象者の明確化を図ると共に、不適切な駐車を抑制して適正利用を図ることを目的とする」制度です。 地方自治体ごとに導入されていて、パーキング・パーミット制度の他に、「思いやり駐車場制度」「ゆずりあい駐車場制度」など、自治体によって名称が異なります。既にほとんどの府県で実施されており、本日の説明によると未実施は愛知県のほかに北海道と東京都だけとのことです。
対象者は障害者・要介護者・難病患者・妊産婦・けが人等の歩行が困難と認められる者、今後のスケジュールとしては2026年3月に事務局を設置して広報啓発、4月から利用証の申請受付開始、6月から制度開始といった予定です。
2025年9月8日(月)
建設委員会では毎年この時期に県内各地の建設事務所を訪問して、その管内における事業概要の説明を受けると共に、市長さんなど幹部の方から県に対する事業の提案(要望)を述べて頂き、それに対する県の取組状況を担当課が延べる、といったかたちでの調査・意見交換が行われます。
今日の午前中は豊田加茂建設事務所を訪問され、午後からは知立建設事務所(=管内の市は碧南市・刈谷市・安城市・知立市・高浜市)を訪問されましたので、私も地元議員として出席しました。
どの市も市長さんが出席されていたのですが、刈谷市の場合は議会が金曜日に台風の影響で本日に延期になったため市長さんではなく、土木管理課長の小川さんが出席されました。そして「主要地方道名古屋岡崎線の豊明刈谷工区における境川に架かる尾張三河橋の整備・オアシス橋工区における4車線化の整備促進」「逢妻川の河床掘削・河道拡幅などの改修事業の推進」といった2点の要望をされました。
河川の関係については先週まさに台風15号が接近して、その必要性が強く感じられるタイミングです。私も県議の立場で実現に向けて応援して行きたいと思います。
2025年9月7日(日)
式典の後に演芸会(余興)を行う地区もあり、元刈谷地区では落語が、築地地区では尺八演奏・子ども会による合唱・雁が音中学校の吹奏楽部による演奏・手品が披露されました。その中で驚いたことは「築地子ども会はメンバーが毎年増えている」ということです。最近はメンバーの減少と共に子ども会そのものが廃止になる地区もある中で素晴らしいことだと思います。
来賓挨拶の機会を頂きましたので、「昨日熊地区で謝辞を述べた高齢者が、スマホに書かれた原稿を見ながら挨拶をしたこと、しかも原稿はチャットGPTで作成したこと」を紹介して、何歳になっても新しいことに挑戦する大切さをお話ししようと思ったのですが、直前に挨拶された大西代議士と内容が被ってしまったので急きょ変更をしました(苦笑)
いつまでも元気で健康である秘訣は「人と交流すること」「身体を動かすこと」「歌うこと」「笑うこと」「感動すること」そして・・・「新しいことに挑戦すること」です。皆様がいつまでもお元気でご長寿であることをお祈り致します。
IGアリーナにおいて愛・地球博20周年記念行事「REUNION-Toward the Future」が開催されました。
「自然の叡智」をテーマに掲げた愛知万博から20年、その理念や成果を継承すべく、愛・地球博記念公園においてジブリパークを開園するとともに、9月25日まで「愛・地球博20祭」が開催されています。今日は、その理念を再確認するイベントです。
出演は、緑黄色社会・松平健さん・米米CLUBの石井竜也さん・森山良子さん・夏川りみさん・戸田恵子さん・竹下景子さん・西川カークさんなど豪華メンバー。
そして何より感動したのは、IGアリーナの音響や映像・ライティングの素晴らしさです。素晴らしい施設で素敵なイベントでした❗️
2025年9月6日(土)
敬老会のシーズンに入りました。刈谷市内ではそのトップを切って熊地区の敬老会が開催されました。いつも市民館では靴を脱いてスリッパに履き替えてホール等に入って行くのですが、今日は館内全て土足OKとのことでした。終了後、掃除が大変だと思いますが、お年寄りに対してこうした配慮が嬉しいですね。
米寿を代表しての神谷功利様の挨拶では、スマホに書かれた原稿を読んで挨拶をされました。「若者と同じような感じで凄いなぁ~」と感心して見ていたのですが、挨拶の最後に「この原稿はチャットGPTに作って貰いました」と言われて更に驚きました。IT機器をしっかり使いこなしておられます。何歳になっても挑戦する姿勢を持ち続けることは素晴らしいと思います。高齢者のお手本ですね!
余興では、神谷智子さんによるマジックショー、熊民踊愛好会の皆様による踊り。炭坑節では一緒に踊らせて頂きました。そして熊の子音楽隊の子どもたちによるミュージックベルと合奏、リコーダーと合唱。子どもたちの素敵な歌声に合わせて会場全員で「ふるさと」を合唱しました。
とても温かい雰囲気に包まれた敬老会でした。皆様方の健康でご長寿を心からお祈り致します。
2025年9月5日(金)
台風15号の影響で激しい雨。もちろんラジオ体操は中止です。ちょうど通勤時間帯に最も激しく降っており、事務所の前を通勤する方々は傘をさしてはいるのですが全く役に立たず衣服はずぶぬれです。職場に着いてから大変だろうなぁ~と思います。
大雨洪水警報発令。避難所が開設され高齢者等避難を発令。あちらこちらの道路で通行止めに。そして刈谷市議会も開会と同時に散会され、予定していた一般質問は月曜日に延期になったようです。
今回の台風は風より雨が激しかったようでお隣の安城市や岡崎市などでは浸水の映像もテレビで流されていました。
これまで台風といえば赤道近くの太平洋上で発生して、時間を掛けて北上して日本に近づいて来るといったパターンだったのですが、海水温が高くなったため今回のように日本近海で発生して直ぐに日本に来襲といったことが起きるようになってきました。
頻発する線状降水帯、竜巻の発生など明らかに子供の頃とは気象状況が変わっていますね。「備えあれば憂いなし」否「備えていても憂いている」くらいの姿勢で臨みましょう。
2025年9月4日(木)
ミササガパークでのラジオ体操。毎日散歩している夫婦のワンちゃん。体操参加者から「仲が良いねぇ〜見習わないなくっちゃ」の声が(笑)
その後は刈谷東高校前で街頭活動。この場所は真正面に太陽の光を浴びるため、目に負担が掛かります。従って、今日のような曇りの日にこの場所で行うようにしています。
その後、県庁に向かい令和7年度愛知県ボランティア活動功労者表彰式が行われ私も来賓として出席しました。
今年度は個人4人・31団体の方々が受賞され、刈谷市からは森三郎刈谷市民の会様が受賞されました。森三郎刈谷市民の会様は、刈谷市出身の童話作家・森三郎の作品を「知る」「伝える」「創り出す」ことを通じて、童話文化の普及と「心豊かなまちづくり」を目指す市民活動団体です。創設は2012年9月23日、代表は神谷 磨利子さん(写真)です。
日頃の活動に心から敬意を表すると共に、お祝い申し上げます。
2025年9月3日(水)
ミササガパークでのラジオ体操の後は、小垣江駅前で街頭活動。通学の学生が少ない夏休み期間、この場所での活動はお休みしていましたので、久しぶりです。
子どもたちの通学団の見守りをしておられる男性に「夏休みも終わり、見守り再開で大変ですね」と声を掛けたところ「いえいえ、楽しいですよ」と仰いました。立派です。
2025年9月2日(火)
私が所属します『アジア・アジアパラ競技大会推進特別委員会』が開催されました。
これまでの準備状況について、組織委員会の副事務総長である八木和広氏が参考人として説明をして下さいました。この中で「べニューオペレーション」という言葉が出て来ました。
アジア・アジアパラ競技大会の競技会場の設営及び運営に係る支援業務をGL events Japanに一体的に委託するもので、知見のある事業者に一体的に委託することで、多数の会場で行う様々な業務を全体として計画的、効率的に実施し、適切・円滑な会場設営・運営とともに経費の縮減を図ることが出来ます。
委託先であるGL events Japan(株)の親会社はフランスのリヨンにあるGL events SAで、これまでに東京2020大会やアジア・アジアパラ競技大会ジャカルタ大会での会場仮設整備やパリ2024大会の会場設営・運営業務(一部会場)の実績があります。
各業務を個別に発注した場合、概算見積りで総額約700億円必要なところを630億円の契約金額となっています。
その他、「選手団の宿泊施設」「実施競技」「共生社会の実現」「主な競技会場」「国からの支援」「パートナー企業」「ボランティア」「医療サービス」「ドーピング検査」「プロモーション」などについて説明がありました。
2025年9月1日(月)
(一社)内外情勢調査会の全国懇談会に出席しました。本日の講師は国民民主党代表の玉木雄一郎氏です。講演中の私のメモ書きから・・・
◎対案と解決策を示す
◎未来を先取りした政策を示す⇒これこそが党の存在意義
◎経済政策に強い
◎現実的な安全保障・エネルギー政策
◎政の大体は「文を興し」「武を振ひ」「農を励ます」(西郷南洲遺訓)⇒「人を育てる」「国を守る」「産業を興し民を豊かにする」
◎政策の中心を名目賃金上昇率におく
◎「教育国債」で教育・科学技術予算を年間10兆円規模に倍増
◎出産・子育て・教育にお金が掛からない国にして、日本の国際競争力を回復
◎給食・教材費や修学旅行費も含め高校までの教育を完全無償化
◎児童手当や奨学金など子育て・教育支援に関する所得制限を撤廃
◎投資額以上の償却「ハイパー償却税制」
この投稿をFbにしたところ、このようなコメントが寄せられました↓↓
『この政党について今後益々増える老人対策が全くない。長年社会に貢献した老人、これからの長い老後を楽しく暮らせるようにして欲しい。老人の中には国民年金だけで生活してる方が沢山います(生活保護世帯以下の金額です)老人はインフレに弱い世代です。救済策が示されない。逆に老人の収入、資産を政策の原資にしたいようです。』
確かに、今日の講演の中でも「現役世代に力を入れた政策」「60歳以上には更に負担を求める政策」を強調しておられました。60歳以上でしっかりと資産を持ってみえる方もおられますが、国民年金だけに頼っておられる世代も山ほどいます。そういった社会的に弱い立場の方に優しい政治が求められますね。